中南米の原産で、日本には江戸時代に沖縄を経て鹿児島に伝わり、
"薩摩藩"から全国に広がっていったサツマイモ。
別名に「甘味のある芋」という意味の甘薯がありますが、
英語でもSweet potato(スイート・ポテト)、
フランス語やイタリア語などでも、
「甘いジャガイモ」という意味を持つ言葉になっています。
世界に広がった食材ながら、改良が続けられた日本産は、
豊かな甘みなどが外国人からもとりわけ高く評価されており、
アメリカの高級紙「ワシントン・ポスト」の、
フード&ダイニング部門で編集を務めるジョー・ヨナン氏は、
「日本のサツマイモこそ世界最高のスイートポテト」
と題した記事を執筆・配信しています。
ヨナン氏は以前、違う品種を称賛する記事を書いていたのですが、
それから数年が経った現在ではそちらの品種とは一度距離を置き、
「よりでんぷんが豊富で、ナッツのような風味がある、
淡い色の肉と紫色の皮を持つ美しい日本の品種」を、
好んで口にしていることを告白しています。
この記事に、ワシントン・ポスト紙の読者から賛同の声が殺到。
寄せられていた反応をまとめましたので、ごらんください。
「日本で衝撃を受けた」 米誌『なぜ世界が日本の食パンに夢中なのか?』