室町、安土・桃山時代の風俗画から発展し、江戸時代に成立した浮世絵。
この芸術は同時期の欧州の画家に大きなインパクトを与え彼の地で一大ブームとなり、
その潮流はアール・ヌーヴォーの形成にも強い影響を与えることになります。
欧州の著名な画家の中で最も浮世絵の魅力に強く惹かれていたのが、ゴッホ。
画が1枚も売れない貧しい暮らしの中、500枚に及ぶ浮世絵を蒐集し、
また、移住した南仏アルルを「日本のように美しい」と賛美した上で、
「日本と似ている南仏は芸術の未来だ」という言葉を弟テオ宛の手紙に残しています。
ちなみに浮世絵がヨーロッパで知られるようになったきっかけは、
漆器や陶磁器などを輸出する際に包み紙として浮世絵が使われていたため。
つまり、今でいう、新聞紙感覚で浮世絵が使われいたわけです。
これだけの芸術品が包み紙として使われるくらいにまで一般大衆の間で広まっていた。
江戸時代の凄さや面白さが伝わるエピソードのように思います。
今も世界中の人々を魅了する北斎画に、外国人から様々な反応が寄せられていました。
海外「その発想はなかった」 北斎作品に命を吹き込んだショートアニメが凄いKatsushika Hokusai