1898年(明治31年)に修好通商航海条約が調印され、
外交関係が樹立された日本とアルゼンチン。
第二次世界大戦時には一時両国関係は断絶しましたが、
1952年以降、多くの友好的な協定や条約が結ばれています。
茨城県境町にある長田小学校は特に同国との結び付きが強く、
1988年(昭和63年)には「アルゼンチンの日」を制定し、
毎年大使や公使を招いて「集い」を開催しているのですが、
境町の「歴史民族資料館」によると、
長田小学校とアルゼンチンとの間にある友好関係には、
1904年(明治37年)の日露戦争が深く関わっているそうです。
当時世界最強を誇ったロシアのバルチック艦隊を壊滅させた、
日本海軍の連合艦隊には「春日」と「日進」も編成され、
日本海海戦では両艦ともに大活躍を見せているのですが、
この2隻は元々アルゼンチンがイタリアに発注していた軍艦を、
秘密裡に日本側に譲ってくれたものでした。
この歴史秘話に感銘を受けた長田村(現境町)の野本作兵衛氏が、
アルゼンチンに謝意を示すため、アルゼンチン大使館を訪れ、
東郷平八郎のイギリス留学時代の友人で、
軍艦譲渡に動いたガルシア提督宛に伝家の宝刀を寄贈。
取り次ぎをした同国臨時代理公使のモンテネグロ氏は、
野本氏の行為に感激し、日本刀の美しさにも魅了されます。
そして野本氏がモンテネグロ氏にも日本刀を寄贈した事で、
2人は深い友情で結ばれる事になったそうです。
そのような縁から、境町と同国の交流は今も続いているわけですが、
先日アルゼンチンの大手メディア「TN Todo Noticias」が、
その歴史の説明と共に、先月行われた今年の集いの様子を投稿したところ、
現地の人々から感動の声が殺到しています。
寄せられた反応をまとめましたので、ごらんください。
「日本製だったのか…」 『母をたずねて三千里』が舞台の地アルゼンチンで大反響