fc2ブログ

パンドラの憂鬱

外国メディアの記事などに寄せられた、海外の方々の反応をお伝えします


海外「日本は島国だから…」何で日本には1000年前の刀剣がヨーロッパよりも多く残ってるの?

今回は、各SNS上で大きな反響を呼んでいる、
日本とヨーロッパの刀剣の保存に関する議論からです。

元々は米国でアジアの刀剣専門店を経営する男性が、
フォロワーから寄せられた質問に回答したのが始まりで、
千年も前の日本の刀がほぼ完璧な状態で見つかる一方、
欧州の古い刀剣はほとんど残っていない理由を、
まず800年前に作られたという日本刀を紹介した上で、
以下のように説明されています。

「どんなに良い鋼でも錆びることがあります。
 ですから、伝統的な日本の鋼よりも15〜20倍強い、
 非常に強靭な鋼製の刀剣でさえ、
 手入れをしなければ錆びてしまいます。
 それだけでなく、多くの欧州の剣は後に溶かされ、
 農具やその他の道具に作り替えられました。
 一方で、日本刀は侍の魂と見なされており、
 武器の手入れは武士文化の重要な一部でした」


関連投稿には、海外から様々な反応が寄せられています。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。

「日本の作戦勝ちなんだよ」 日本のソフトパワーの勢いに西洋の歴史愛好家が危機感

23573826_s.jpg




翻訳元




■ 基本的な違い。
  ヨーロッパ人は刀剣を道具として捉えていた。
  日本人は大切な家宝だと捉えていた。 +18000 




■ 欧州では実際に刀剣を使ったからね……。 +400 




■ 欧州に現存する限られた古い刀剣のほとんどは、
  展示目的の儀式用、あるいは装飾用だな。 +31 




■ 日本刀は次世代に伝えられていくものだった。
  ヨーロッパの場合、刀剣は個人に属するもので、
  戦士と一緒に埋葬されたんだ。 +2500 




■ 欧州の刀剣はある時点で近代的なデザイン、
  例えばサーベルとかに移行したという事実もある。
  片や日本は現代に至るまでの非常に長い期間、
  同じデザインの刀を使い続けた。 +123 




■ ヨーロッパは金属を大切にし、
  日本は刀剣を大切にしたから。 +794 




■ 日本は鉄の埋蔵量が少ないことで有名だ。
  つまりは鉄の価値が高く保たれている。 




■ 日本では剣を「戦士の象徴」と見做してる。
  一方のヨーロッパではまた違って、
  あくまでも「戦士の道具」だった。 +238 




■ 刀剣は農耕用の鋤に変わったので🙏🏻 +765 

「全ての日系人に感謝を!」 戦前に米国の農業を変えた日系人達の貢献に再び脚光




■ あとカタナはあまり実用されなかったしね。
  サムライは基本的には槍とかを使ってて、
  刀は最後の手段だったんだ。 +2524 



   ■ 東アジアでは日本の刀は脆いという理由で、
     あまり輸入されなかったようだ。
     何かの本にそう書いてあった。
     カタナはどちらかというと、
     その美しさで有名だった。 +53 



■ よくサムライは刀を使わなかったって言うけど、
  それは欧州のナイトもそうだったよ。
  メイス(鎚矛)やハンマーの方が一般的だった。
  剣は脆かったからね。 




■ 貴族の家の世襲または儀式用の剣は、
  ほとんどがまだ手付かずの状態で現存してる。
  ヨーロッパ中の美術館で見られるよ。 +52 




■ ヨーロッパの刀剣は実用品で、
  日本の刀は美術品だったから。 +9 




■ カタナは他のほとんどの刀剣に比べてかなり太い。
  そして日本人はカタナの形を完成させて、
  何百年もそれを守り続けてきた。
  それ以上の試行錯誤はしなかったから、
  今でも残り続けてるんだよ。 +124 




■ 日本は封建制度がヨーロッパより長く続いた
  (つまりは明治維新が行われるまで)。
  それも要因としてあるはず。 +56 

「日本人との差は何なんだろう…」 明治維新を成し遂げた日本にアフリカから羨望の声




■ 刀剣は所有する必要性がなくなると、
  農機具にされることが多かった。
  例外は騎士や貴族の先祖伝来の刀剣だけ。 +233 




■ 日本で現存してる刀剣の多くは、
  実際に使用されることがなかった。
  それも理由の1つだと思う。 +39 




■ 日本のように神聖化はしなかったもんね。
  あくまでも道具にすぎなかった。
  その刀剣が時代にそぐわなくなれば、
  より有用な道具の素材に使われたんだ。 +941 




■ 欧州では刀のスタイルが発展するたびに、
  刀を溶かして別の用途に使用してたわけで。
  あくまでも考え方の違いだ。 +174 



   ■ 博物館があるくらいの規模の町なら、
     たくさんの刀剣を保存してるもんね。
     だけどみんなそんな興味がないし、
     「考え方の違い」はある意味正しい。



■ 日本は孤島で、鉄の鉱脈はほとんどない。
  鉄は川砂から採れるもので、
  そこから製鉄するのは至難の業だ。
  日本は資源が限られてるからこそ、
  刀は非常に貴重なものとなり、
  刀を持つ者はそれを保存するための知恵を持ち、
  伝統として受け継いできたんだ。 +232 




■ 剣の手入れはそれ自体が芸術なのだよ。 +46 

「どの剣も格好良すぎる」 日本からは2本 世界の伝説的な刀剣7選が話題に




■ 日本人、特にサムライにとってカタナは魂だった。
  それで大事にされたんだろうな。 +94 



   ■ 欧州にはもっと現実的な考えがあって、
     最も効果的な刀剣が望まれた。 +38 



■ ヨーロッパには日本以上に多くの剣がある。
  桁が2つくらい違うと思う。
  違いは、西洋の博物館は刀剣を磨く傾向がない点。
  それは刀剣の材料を取り除く行為だから。
  ヨーロッパでは刀剣が家宝や寺院の美術品としては、
  保管されることはなかったんだよ。
  だから錆びた刀剣だけが残されていった。
  実際に修復作業が行われるのは、
  1000本中1本程度だ。 +339 




■ そもそもとして、
  「欧州には現存する刀が少ない」
  という前提が間違ってると思うんだ。 +244 




■ 欧州で作られた古い刀剣が見たいなら、
  博物館に行った方がいいよ。 +1272 




■ 欧州では良質な金属が豊富にあった。
  だから使い捨てが多かったんだけど、
  日本の場合は良質な鋼の刀は、
  家宝として家族に残されてた。
  それも理由だと思う。 +1035 




■ 800年前のカタナが現存してるだと……? +1331 

「日本は圧倒的じゃないか!」 各国に現存する最古の企業を示した世界地図が話題に




■ 日本は島国だからなんじゃないかな。
  それで多くの伝統も残ってるんだよ。 +24 




■ そして、多くの人が決して目にすることのない、
  博物館の倉庫とかに眠ってるヨーロッパの剣も、
  数多くある点も忘れないように。 +59000 



   ■ 現存する日本刀はさらに多い。 +3339 



■ 要するに、文化の問題だと思うね。
  欧州では刀は道具としか見られておらず、
  その結果刀剣はしばしば再利用されたりした。
  だけど日本人は刀を自分自身の神聖な延長と見做し、
  刀の保存と維持に大きな関心を持っていた。
  その違いなんだろう。 +425 





「溶かして鉄製の農具にしたから」
「今でも博物館には多く保存されている」
などの意見が特に目立った印象です。
欧州には歴史ある刀剣がどれくらい現存するのか、
データがあれば一番分かりやすいのですが。



関連記事
人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ
↑皆様の応援が、皆様が考えている以上に励みになります。

[ 2024/08/24 23:00 ] 社会 | TB(0) | CM(216)


コメント欄の幅が狭まってしまう場合は、
履歴やキャッシュの削除を試してみてください。

コメントポリシーをお読みになった上でコメントを投稿してください。

コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

ごあいさつ


人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ

※コメント欄が復活しました。
コメント欄は記事の最下部にある「コメント欄を表示」よりどうぞ



おすすめサイトさま
日本視覚文化研究会


管理人:ニャン吉
副管理人:kite

スポンサードリンク
最新記事
月別アーカイブ
スポンサードリンク
ランダム記事
スポンサードリンク




ブログパーツ アクセスランキング