今回ご紹介する映像は、2013年に開催された、
第56回「外国人による日本語弁論大会」の映像で、
当時留学1年目だったトルコ人女性のシェブネムさんが、
「冷たい? 日本人」というテーマでスピーチされています。
シェブネムさんは、日本の大学では外国人は日本人から切り離される為、
自分から積極的に日本人に関わりを持とうとクラブに参加しましたが、
日本人に声をかけても、無視されてしまうことが多かったそうです。
街中で日本語で道を訊くと、「英語が分かりません」と言われてしまうことも。
日本はシェブネムさんにとって、大好きで、小さい頃から憧れて来た夢の国。
それでも、シャイな日本人は、「冷たい」と感じたそうです。
しかし、日本では、シェブネムさんがスカーフを巻いていても、
他の国とは違い嫌な思いをする事がなく、むしろ話題の1つになったり、
その他様々な体験から、日本人の優しさに気づくようになっていきます。
シャイな日本人は仲良くなるまでに時間がかかるものの、
一度友達になると、とても大事にしてもらえると感じたそうです。
そして、日本人の礼儀正しい振る舞いはあらゆるシーンで見られ、
それは東日本大震災時のような困難な状況でも変わる事がなく、
共に困難を乗り越えようとする姿勢にシェブネムさんは感動を覚えます。
日本人は相手のことをよく考え、互いに困らないようにしており、
好きではない食べ物を勧められた際にははっきりとは断らず、
「これはちょっと」と遠回しに断りを入れる。
逆に好き嫌いをはっきり口にする自分の振る舞いは間違っていたのだと、
ある時点でシェブネムさんは悟ったそうです。
そしてシェブネムさんは、日本人のことを知れば知るほど好きになって、
もっと知りたくなっていくと語っていらっしゃいます。
このスピーチは3年前に行われたものながら、
最近海外サイトで取り上げられ、改めて大きな話題を呼んでいます。
日本に来てからわずか1年目ながら、鋭い観察力と洞察力で、
日本人独特の「優しさ」に気がついたシェブネムさんのスピーチに、
日本人を含め多くの方が感動していらっしゃいました。
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