スウェーデン王立科学アカデミーは5日、
米国プリンストン大の気象学者、真鍋淑郎氏(90。米国籍)、
ドイツのクラウス・ハッセルマン教授(89)、
イタリアのジョルジョ・パリージ教授(73)の3氏に、
今年のノーベル物理学賞を贈る事を発表しました。
授賞理由は「地球温暖化を予測する地球気候モデルの開発」で、
気候学分野での物理学賞受賞は初めてとなります。
真鍋氏は1958年に東京大学で博士号を取得した後、
戦後の日本には十分な研究環境がなかったため渡米。
処理速度が現在の数万分の1程度だったコンピューターを用いて、
シミュレーション手法をゼロから生み出し、
その後もその発展に尽力してきました。
日本人のノーベル賞受賞は2年ぶりで、
28人目(うち米国籍は真鍋氏含めて3人)となります
(なおノーベル財団は出生地も重視しており、
「born in 1931 in Shingu, Japan」と紹介。
AP通信、FOXニュース、CBSなど多くの米メディアも、
「from Japan, Germany and Italy」と伝えている)。
中国メディアもこの受賞を大きく報道。
現在は米国籍だが、日本で教育を受けた事を指摘されており、
「これだから日本は本当に恐ろしい!」と題された記事では、
日本がノーベル賞を毎年のように受賞する理由を考察。
「ほとんどの国では紙幣に描かれるのは政治家であるのに、
日本だけは例外で、全て学者である」点や、
「『失敗は成功の母』という箴言の意味を、
本当の意味で理解している」点などを挙げています。
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