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パンドラの憂鬱

外国メディアの記事などに寄せられた、海外の方々の反応をお伝えします


海外「日本人受賞者ばかりだ」 坂茂氏が『建築界のノーベル賞』を受賞

今回は、坂茂(ばん・しげる)さんがプリツカー賞を受賞した報道への反応です。

プリツカー賞は「建築界のノーベル賞」と呼ばれる、建築家にとって最高峰の賞で、
原則1年に1人の建築家が表彰され、1979年の設立以来37人の受賞者が出ています。
板さんは、日本人では昨年の伊東豊雄氏に続き6人目の受賞。

過去の日本人受賞者は以下

1987年 丹下健三さん
1993年 槙文彦さん
1995年 安藤忠雄さん
2010年 SANAA(西沢立衛さんと妹島和世さんお2人の建築ユニット)
2013年 伊東豊雄さん

板さんは20年以上、紙管などの低価格な素材を用いた仮設住宅等の建設に取り組み、
昨年には地震で崩壊したニュージーランドのクライストチャーチ大聖堂を紙管を使い再建。
あくまでも仮の大聖堂なのですが、耐久年数はおよそ50年で、
少なくともあと10年は用いられる予定であるそうです。

世界各地の被災者や難民の方々に支援の手を差し伸べ続けてきた板さんの受賞に、
外国人からも喜びの声が寄せられていました。

関連記事:海外「世界一カッコいい男」 紙で仮設住宅を作る日本人に外国人感銘

翻訳元

「建築界のノーベル賞」プリツカー賞に坂茂氏





■ 彼の受賞は時間の問題だったからな。この男は天才だよ。
  



■ 素晴らしい仕事の数々にサムズアップ……!
  どうかこのまま素晴らしい仕事を続けてください……! +21




■ 誰よりも高い志を持っている建築家に、
  この賞が与えられたのは素晴らしい事だね。おめでとう! +10




■ この人は、大きなハートを持った天才だよ。 +10




■ この人しかいないって感じだもんね!
  この人のTEDでの演説を全員が観るべきだ。
  どうして彼がこの賞を受賞したのかが分かる。 +3
  

Shigeru Ban: Emergency shelters made from paper



■ 審美的な要素や外見的な魅力が評価される時代にあって、
  災害で苦しんでる人に救いの手を差し伸べる、
  ミスター・バンのような建築家が受賞した事には新鮮な気持ちになったね。
  彼の最大の喜びはずばり、人を助けることにあるんだ。
  嫌な報道が多い中、心温まるニュースだった。
  ミスター・バン、おめでとうございます。 +6




■ 創造的で、確かな技術や能力があり、思いやりがある……。
  この人は、その業績によって多くの賞を受けるに値する。 +5
    



■ おめでとうございます!
  バンは素晴らしく優秀な建築家だし、日本もとても進んだ国だ! +5




■ この人が作った建築物は、痺れるくらいに美しい。 +4




■ 個人的な不朽の名声ではなく、他人の為という事に価値を置く。
  そういう建築家がいるっていう事実は素敵だ。
  名声なんてものは儚いけど、素晴らしい仕事は長く世に残るんだ。
  そして、そうあって欲しいと思う。 +4  




■ こういう素晴らしいニュースを目にできるのはやっぱ良いな!!! +3




■ 気高い心を持った、人を鼓舞させる力がある男。
  おめでとう、受賞に最も見合う建築家さん。 +2




■ この受賞で彼は今以上に忙しくなるだろう。
  残念ながら、今後も災害が増え続けていく中で。 +2




■ 相対的に受賞者が日本人ばかりだと思っちゃうのは俺だけかな。
  日本にはより優れた教育があるってこと? それとも環境だろうか。 +7



   ■ 人口比だと、日本はどの国よりも建築家が多い国だからね。 +6 



      ■ 凄いなそれ。そんなに沢山需要があるものなの? +2


 
         ■ 実際、かなりある。
           日本の建物は長く持つような設計になってないんだ
           (地震があるせいだと思うが、確かではない)。 
           だからコンスタントに新しいビルへの需要が、
           そして自然建築家に対する需要も出てくるわけだ。
           ソースは俺の兄弟の彼女が日本人とのハーフで、
           実際にシゲル・バンの事務所でインターンとして働いてる。 +5   



■ プリツカー財団は良い決定を下した。
  バンはいずれかの時点で必ずプリツカー賞を受賞すると見られてたね。 +5
       



■ この結果は本当に良かった。
  俺は今までずっと、彼のデザインと技術に敬服してたんだ。 +5  




■ これまでだってこの人を尊敬してたけど、今彼は、俺のヒーローになった。 +1




■ 素晴らしいニュースを聞けて良かった。
  この人がクライストチャーチで製作した、見事なダンボール製の大聖堂。
  あれにはとにかく驚くしかないよ。
  彼の他の仕事を目にする機会はなかったけど、今から色々見てみようと思う。




■ 彼が作った大聖堂は見事だよね。
  幸運にも、地震が起きる前にクライストチャーチ大聖堂に行ったことがあった。
  あんな素晴らしい大聖堂がなくなってしまったのは本当に悲しいよ。
  だけど、バンの大聖堂もとにかく美しく、感動的なんだ。
  綺麗でモダンな教会。それを作るのがどれだけ難しいか分かるかい?
  心の底からの敬意をシゲル・バンに表したい。 +8 




■ シンプルに物凄い、物凄いシンプルな建築を生み出す男。




■ 紙で作られた建築物って、雨が降ったりして濡れた時はどうなるんだろうか。
  俺の経験的に、ダンボールは一度水に濡れると劣化しちゃうんだよ。
  彼の作品や、彼がいかに高名な建築家なのかってことは目にしてきたし、
  間違いなくその問題に対する解決策はあるんだろうけどさ。 +1  




■ 工夫をこらして問題に対処する姿勢や力が素晴らしい。
  そして限られた材料で、美を生み出すその眼識もお見事。
  素晴らしい記事に感謝です。 +32




■ シゲル・バンは真に刺激を与えてくれる存在だ。
  この人は仕事の中で得た情報を自分の中だけに留めることには興味がない。
  著書の中で彼は、紙管を用いた建築を作る上で得た情報を提供するだけじゃなく、
  構造試験の結果まで読者に公表してるんだよ。
  それらは本来、紙の家を作る上で秘訣となるような情報なのに。
  彼は難民達を救う為にお金のかからない解決策を生み出した。
  僕は今、そういったこれまでの彼の仕事から学んだことを、
  長年タンザニアで難民の手助けをしてる友達と一緒に実行するつもりなんだ。 +80 




   

建築に詳しい方たちからすると、坂氏の受賞は時間の問題だったようで、
当然の結果と受け止める外国人がとても目立ちました。
授賞式は6月13日にオランダ・アムステルダムで行われる予定とのことです。



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[ 2014/03/26 23:00 ] 社会 | TB(-) | CM(-)
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