今回は日本の伝統的な製本、和装本(和綴じ)への反応です。
「和装本」はあくまでも日本古来の装幀の総称であって、
巻物や折り本の製本法も和装本に含まれるのですが、
動画では、紐(紙縒り)を用いて綴じる製本法、
四つ目綴じの手順が紹介されています。
和綴じは元々唐の時代に中国から伝わったものなのですが
(空海が持ち帰った「三十帖策子」が現存する最古のもの)、
角切れ(角が潰れるのを防ぐため、綴じる側の上下隅に縁取りを加える)や、
穴と穴の間隔など、日本独自の製本法がいつかの時点で海外に伝わった為か、
特に欧米などでは、「Japanese bookbinding」と呼ぶ方が多いようです。
YouTubeにて「
Japanese bookbinding」で検索してみますと、
やはり四つ目綴じの方法を紹介されている動画が複数投稿されており、
中には10万、20万再生を越える動画もいくつかあるなど、意外な人気を博しています。
Japanese Bookbinding Tutorial: 4-Hole
■ 日本の製本。興味深いから色んな人に観て欲しい。
+2 インド ■ この映像に出会えてよかった…………興味深いわね。
国籍不明 ■ 映像を観た限り、日本の製本だと背表紙はないのかな? o.O
イギリス■ 動画を観てると私も製本に携わりたくなってくる…… :)
アメリカ■ 簡単に本を綴じる素晴らしい方法を探してたから、凄く助かった。
日本の製本は、何か特別な糊を使ってるのかしら?
アメリカ■ なんて美しい仕上がりなんだ!
この技術をシェアしてくれてありがとう!
ブラジル■ もっとページ数の多い、ぶ厚い本にも使える技術なのかな?
オーストラリア ■ こんなに美しい仕上がりになるんですね。投稿ありがとうございます。
アメリカ■ 素晴らしいチュートリアルをありがとう。
この製本技術からは、日本が持つ典型的な美しさが感じられるね。
デンマーク■ こういう製本の仕方は初めて見た。
今すぐにでも試せそうな説明で助かったよ。
アメリカ ■ 日本の製本ってすごく素敵なのに、簡単に出来るんだね!
明日地元のクラフトストアで材料買って作ってみる!
オランダ■ 素敵だと思うけど、結構な数の穴を本に開けなきゃ駄目なのね。
アメリカ■ 本当に賢い製本法だと思う。
美しく本になっていく様子がたまらなく好き。
オーストラリア ■ お見事。知り合いに贈るギフトとして早く作ってみたい。
オーストラリア■ 日本人へ。また私を助けてくれてどうもありがとう!
オーストラリア■ すごく役に立ちました!!!
友達の結婚式で歌う聖歌の歌詞を纏めた小冊子を、
日本の製本技術を使って作ってみます!
エストニア■ っていうか、日本の製本技術なんかどこで学んだの?
アメリカ ■ ゴージャスだね! 本を縫うようにして纏める感じが大好き。
丈夫そうに仕上がってるし、デコレーションも出来そうだよね =]
アメリカ ■ 懐かしい思い出が甦ってきた。
大学の授業で日本の製本を学んだことがあったもんで。
イギリス■ でもこの製本方法って日本とどう関係あるの?
子供の時に日記を同じような方法で作ってたよ。
ドイツ ■ こういった製本技術は東アジアで広く使われてたから。
あなたがどこでこの技術を知ったのかは分からないけど、
今では日本の製本技術として知られてるのは確か。
アメリカ■ 日本の製本の場合、使う糸の種類も決まってるのかしら?
オランダ■ あの穴を開ける道具があれば最高なんだけどなぁ。
あれってどこのお店に行けば手に入るんだろ?
カナダ (
※製本用の目打ちに関する質問はかなり多かったです。)
■ 製本用の道具を扱ってるお店で買える。
"Japanese Screw Punches"って呼ばれてるんだ。
色んなサイズの錐がセットで売られてるよ。
ニュージーランド■ マンガの綴じ方を探してたら……この動画に行き着いた!
スペイン■ ちょうど日本の製本技術を勉強してるところだから助かったよ!!
時間とお金的にも助かったし、ストレスもかなり軽減された!
イギリス■ この技術を使えばニンジャの日記みたいな手帳も作れちゃう?
アメリカ ■ とてもシンプルなのに、それでいてとても美しい。
ブラジル■ 元は中国の伝統的な製本だよね。秦の時代に日本に渡ったんだ。
素晴らしい動画ではあったけどね。
国籍不明■ 日本の製本って厚い本を作るときは難しそうだけどどうなんだろ?
メキシコ ■ この技術を使う場合はページ数が薄い本のほうが好きだけど、
厚みのある本でも普通に作れるよ。
アメリカ ■ 素晴らしい。
日本の製本を世界の人たちにも教えてくれてありがとう。
メキシコ
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