今回は、チップの文化に関する投稿から。
早速ですが以下が要点になります。
・あなたはハンバーガーとポテトを、笑顔で運んでもらいたいだろうか?
もし「イエス」なら料金が15%上乗せされることになるだろう。
NYにはチップを禁止にしようとしているレストランもあるが、
値上げをすることになる為、客の財布には影響しない。
・アメリカではチップの文化が定着している。
経済政策研究所によると、430万人のアメリカ人が、
客の気前の良さに頼ることで、かろうじて暮らしている。
・従業員側はベストのサービスをすればチップを弾んでもらえ、
実際に統計でもそのような結果が出ていることから、
チップは良いアイデアだと考えることが出来るかもしれない。
しかし例えベストを尽くしても、チップの増額は1〜5%程度である。
日本のように、客がチップを払うことがなくても、
素晴らしい接客をしてくれる国だってあるのだ。
より良いサービスに、チップは必要ないということが分かるだろう。
・アメリカは、低賃金がチップを正当化し、チップが低賃金を正当化する、
厄介なサイクルに巻き込まれてしまっているのが現状だ。
今こそ、そのサイクルから脱出する時だ。以上になります。
チップがなくとも見事なサービスを提供してくれる接客を讃える声など、
日本への言及が多く寄せられていましたので、その一部をご紹介します。
海外「誇り高い民族だ!」 日本人がチップを受け取らない理由に外国人が感銘
翻訳元
■■■■■■ 日本の接客レベルは世界でもずば抜けてる。
あれでチップが全く発生しないのは衝撃的だよ。
+4 国籍不明■ こっちの日本食レストランも日本式にならないかな。
まぁチップのおかげで外食しなくなっていいんだけどね。
アメリカ■ 日本は従業員に生活できるだけの給料を支払ってるから。
+15 アメリカ■ 日本は物事を正しく行なっている。
それなりのレストランでもチップがいらないんだ。
+3 国籍不明■ 日本はアメリカよりも給与水準が高い。
そのことも忘れちゃいけない。
アルバニア■ チップは客からお金を奪うための手段に過ぎない。
経営者の代わりに給料を払ってるようなものだし。
+7 ブルガリア■ 日本は世界で最も進んだ文化がある国ですからね。
日本から国に帰らなきゃいけない時は本気で泣くぞ。
+1 アメリカ■ 日本の接客は素晴らしい。本当に素晴らしいの一言だった。
アメリカ■ 友達と日本に移住することを検討するべきなのかも。
+2 ポーランド■ ちなみにアメリカのレストランでちゃんとしたサービスを受けるには、
チップは何パーセントくらい払えばいいの?
+2 イギリス ■ 良いサービスには20パーセント、
悪いサービスには10パーセントが妥当なところ。
+1 アメリカ■ 日本だとそれなりの給料が払われてるってことなのかねぇ。
良い仕事をする人には敬意が払われる国だもんな。
アメリカ■ この国でチップを渡さないのは失礼で受け入れられないこと。
だって飲食店のスタッフは最低賃金以下で働いてるんだもん。
まずは最低賃金に関する法律を変えなきゃね。
+4 アメリカ ■ 俺は君の意見に反対。
別に強制的に働かされてるわけじゃないんだから。
従業員の給料が低く抑えられてるからこそ、
経営者側も多くの従業員を雇うことが出来て、
働き口が増えてるって事実もあるわけで。
+4 アメリカ■ 日本とは全く違う文化なんだから比べても仕方ない。
+3 アメリカ■ こっちだとサービス税を強制的に支払わされるけど、
それでもサービスは全然良くない。
+2 シンガポール■ 日本ではちゃんとした給料が支払われてるのが大きいと思う。
生きていくためにチップは必要ではないんだもん。
アメリカ■ 日本人はチップを渡さなくても最高のおもてなしをしてくれる。
それは客がハッピーな気持ちで帰ってくれれば、
店の評判が口コミで広がっていくことを知ってるからなんだよ。
最高のサービスは、両者にとってプラスになる。
+8 アメリカ■ チップに肯定的な人は少なくとも人生に一度は日本を体験した方がいい。
とにかく別世界で、俺は日本で衝撃を受けたんだ。
+16 国籍不明■ 日本は別の国だからね。
家族が良いサービスを受けられるように、
私はいつも店員さんにチップを多めに渡してるよ。
+2 アメリカ■ 日本にはチップの文化がないのに、それでもサービスは一流。
インド■ そう言えば日本に行った友人は、誰もチップを受け取ってくれないから、
小銭が増えてしまって仕方がなかったようだ。
イギリス ■ チップをまったく受け取ろうとしない、
日本のホテルのスタッフの誠実さには驚かされた。
国籍不明■ トウキョウのレストランでチップをテーブルに置いといたら、
店員さんがお金を返すために走って追いかけてきてくれたんだ。
あの体験は絶対に忘れられない。
でも今ようやくその意味が分かった。
+2 アメリカ■ 日本人は慎ましい国民だ。
だからお金を人に渡す事に違和感があるんだろう。
アメリカ■ うん、日本にはチップの文化がないのは私の中で嬉しい驚きだった。
色々な面で本当にすごい国だったよ!!!!!
イギリス■ 日本の事情は分からないけど、ロンドンは給料がかなり低いのよ。
もしチップがなかったら誰もが生活に困る。
とは言え、チップがあろうがなかろうが、
接客業に携わってるならベストを尽くすべきだと思うが。
+2 イギリス■ 日本のホテルに泊まった時のことを思い出した。
風邪をひいててレストランまで行けなかったから、
スタッフの人に料理を部屋まで運んでもらったんだ。
だからそのスタッフにチップを渡そうとしたんだけど、
「困ります」って言って受け取ってくれなかった。
+1 アメリカ■ なるほど、日本にロードトリップに行く時が来たようだ😎
+1 イギリス■ とりあえず従業員の労働条件が改善された上で、
日本人のような振る舞いと仕事への姿勢を取り入れてくれれば、
僕としては言うことはないね!
+3 アメリカ■ 日本人はチップは必要ないって考えてる。
雇用者から仕事への対価が支払われているのに、
その上さらに客からもお金をもらうなんて、
彼らにとっては当惑してしまうことなんだよ。
+86 イギリス■ 日本との比較は無意味だろ。
日本人は自分たちの仕事にプライドを持って取り組む……。
接客業の人だけじゃなくて、清掃員だってそうだ。
どっちも完璧な国じゃないし、日本のサービスは杓子定規なところがある。
それでも俺は、日本のサービスの方が好きなんだ。
+50 アメリカ
接客係の時給がアメリカの最低賃金を下回る州は43に上り、
その内19の州で最低賃金が2.13ドル(230円程度)ほどとの事です。
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