先月26日、「児童文学のノーベル賞」或いは「小さなノーベル賞」と言われる、
児童文学賞で最も権威ある国際アンデルセン賞の作家賞が発表され、
「魔女の宅急便」などで知られる、児童文学作家の角野栄子さんが受賞しました。
国際アンデルセン賞は国際児童図書評議会により隔年で授与される賞で、
日本人の作家賞受賞は、1994年のまど・みちおさん、
2014年の上橋菜穂子さんに次ぎ3人目となります
(国別の受賞者はアメリカの5人に次いで日本が単独2位)。
2009年に最終巻が刊行され完結した「魔女の宅急便」は、
英語、イタリア語、中国語、スウェーデン語版も出版されており、
ジブリ映画の影響もあり、海外にも多くの読者が存在します。
昨日今回の受賞がBBCで取り上げられ沢山の反応が寄せられているのですが、
多くの方にとっては、「当然」と言える受章だったようでした。
海外「日本人受賞者ばかりだ」 坂茂氏が『建築界のノーベル賞』を受賞
翻訳元
■■■(各シェアページからも)
■ WOW ニュースを聞いてすごく幸せな気持ちになった!
カドノさん、おめでとうございます!🤗😀
+2 モンゴル■ むしろ「魔女の宅急便」が受賞してなくてどうするの、
って言いたくなるくらい受賞は妥当❤️
+1 ポルトガル■ 1人の少女がいかにして成長を遂げて行ったのかを、
そして偏狭な人々から受ける誤解との戦いを描いた、
美しい物語が「魔女の宅急便」という作品だ。
+1 ブラジル■ WOW! でも受賞がちょっと遅すぎるでしょう。
J・K・ローリングが「ハリー・ポッターと賢者の石」で、
何年もあとにアンデルセン文学賞を獲ったけど、
それと同じような感じだよね。
イギリス■ 私の息子たちが大好きな作品!!
そして息子たちのその感性をとても嬉しく思ってます!!!
+6 ロシア■ 我が家の猫の名前はこの作品から拝借しました😀
+1 国籍不明■ 英語の初版本を持ってるよ。
彼女の作品を他にももっと色々読みたいなぁ。
+1 アメリカ■ 個人的には、「ようやくか」っていうのが率直な感想だ。
パキスタン■ 子供たちはコミックやアニメから多くのことを学べる。
国籍不明■ 「魔女の宅急便」以降の作品も翻訳して出版してほしい。
+2 アメリカ■ 日本のアニメ映画って過小評価されすぎだよね。
+125 ネパール海外「日本の影響は明らか」 日本のアニメの影響を受けたハリウッド映画9作■ ストーリーを含めて映画は全体的に素晴らしかった。
だけど原作の本があることは知りませんでした。
+1 アメリカ■ ヤッターーーーー! キキは私の一番理想的な少女なんです!
アメリカ■ 「魔女の宅急便」は英語版も出版されてるよ。
ただ性別が変えられて、メガネをかけて、額に傷があるけど。
+1 イギリス■ エイコ・カドノさんはブラジルに住んでたことがあるの!
明るくて快活で素敵な人柄の女性として知られてるよ……。
+1 ブラジル■ むしろ今まで受賞してなかったのが不思議なくらいだよ。
+4 アメリカ■ 電車の中のニュースで知った!
日本には素晴らしい文学が少なくない。
彼女にふさわしい賞が贈られて私もすごく嬉しい!
+1 オーストラリア海外「日本文学は傑作の宝庫」 外国人が人に薦めたい好きな日本の文学作品■ 「魔女の宅急便」のアニメ版は何回観たか覚えてない。
+35 タイ■ 児童文学書がまず原作としてあったなんて初耳なんだが!
+10 イギリス ■ 素晴らしい作品だから是非とも読んでみてほしい。
+2 エジプト ■ 原作は傑作と言っていい。
もちろん映画も同じくらい素晴らしい作品だけど。
スロバキア■ この前はハルキ・ムラカミが受賞したよね。
審査員は間違いなくハイレベルな審美眼があるね🙂
スウェーデン (※実際には角野栄子さんが受賞した国際アンデルセン賞と、
村上春樹さんが受賞したアンデルセン文学賞は別物)
■ そろそろ受賞するべきタイミングだったよね。
ハヤオ・ミヤザキも受賞に値すると思う。
+61 アメリカ海外「日本製だったのか!」 日本アニメ『未来少年コナン』がイタリアで再び脚光■ 映画はハヤオ・ミヤザキ監督の作品で一番好き。
私の猫にジジって名前を付けたのもこの作品の影響なんだ。
でもこの物語を紡ぎ出した人が他にいたなんて知らなかった。
女性作家さんに心からの賛辞を送ります。
イギリス■ 「魔女の宅急便」に原作があることを知らない人が多いようだけど、
ほぼ全てのジブリ映画には原作となる本やおとぎ話があるよ!
イギリス■ 我が家で一番愛されている児童文学書の1つです。
アメリカ ■ 「魔女の宅急便」にはその価値があるから驚きはない!
+1 フランス■ 「魔女の宅急便」の続編を世界中の人が待ちわびてるぞ!!
+3 アメリカ■ ワーオ! この作品は俺の子供時代そのものなんだ。
+1 国籍不明■ キキが小さなノーベル賞を受賞したなんて素敵な話じゃない!
アメリカ■ 「魔女の宅急便」を創り出した彼女が受賞するのは当然だ!
+1 アメリカ■ この方は、私が一番好きな物語を紡いでくれた作家さん。
ようやく正当な評価が下されて、本当に嬉しい。
+6 オーストラリア
「魔女の宅急便」に原作があった事を知らない方がかなり沢山おり、
ここでは基本的に載せませんでしたが、アニメ版への言及も目立ちました。
上述のように、実際に読んだことがある方たちからは、
「当然」との反応が非常に多かったです。
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