今回ご紹介する写真は、アリューシャン列島のキスカ島で撮影されたもので、
命を落とした米兵のために日本兵が立てた十字の墓標と、
「青春と幸福を母国の為に捧げた勇敢な空の英雄、ここに眠る」
と英文で書かれた墓碑銘が収められています。
この墓標と墓碑銘が作られたのは、1943年7月25日のこと。
日本軍による
キスカ島撤退作戦4日前のことで、
高射砲で撃墜され命を落とした若い米国人パイロットのために、
50人ほどの日本兵が集まり、手を合わせ、弔ったそうです。
1993年には墓標に感動を受けた元米軍兵士の呼びかけなどにより、
十字架が建てられた場所で日米合同慰霊祭も行われています。
投稿には、外国人から感動の声が多く寄せられていました。
その一部をご紹介しますのでごらんください、
海外「最も高潔な軍隊だった」 ドイツ人作 日本兵へ贈るトリビュートに様々な声
翻訳元
■■■■
■ 「祖国のために戦った空の英雄、ここに眠る」って書かれているね。
+228■ 敵だった人間も敬意を払う。今の世界とは大違いじゃないか。
■ 締めくくりが「Nippon Army」になってるのが興味深い。
+26 ■ 「日本」は日本語で「Nippon」だから、
自分達の事を「Nippon Army」と呼ぶのは自然でしょ。
+24■ 戦場に、小さな優しさの花が咲いたんだね。
+96■ 日本兵が敵兵の墓標を立ててたなんて意外だった。
■ どうして?
君は昔の日本兵は全員が全員悪人で、
米兵は全員がヒーローだったとでも思ってるの?
■ 日本軍の兵士たちの英語力は素晴らしいな。字も巧みだし。
+7 ■ 敵国の言語はある程度知ってなきゃいけないからな。
そうじゃないと尋問も出来ないだろ?
+2 ■ まぁ日本人全体がって訳じゃないけどね。
でも英語が得意な人がいてもなんら不思議はない。
日本は戦前から強大で、モダンで、工業化された、
教養の高い人々が多く暮らす国だったんだ。
だからこそ太平洋地域の覇権を争うべく、
アメリカとも戦えると考えたわけで。
+12■ 過去の例を見ても、兵士たちの間にはたしかに道義心があったんだよ。
+82■ 日本軍は敵兵のお墓を作ってあげた。
それなのに日本の都市を空爆してしまうなんて。
■ 真珠湾攻撃の時に撃ち落とした日本のパイロットのことを、
アメリカ軍も手厚く葬ってるよ。
+1 
■ 正直言って、この写真にはかなり驚かされた。じゃない?
■ 戦時中はたしかにレアな事ではあったけど、
初期にはこういった相互敬意が見られたよ。
+2 ■ 日本のベテランパイロットは連合国にも敬意を払ってたからね。
■ 日本軍の多くの戦闘機パイロット達が、
真珠湾攻撃に激怒したって聞いたことがある。
自分たちは準備が出来ているけど米軍はそうじゃないからって。
それがブシドウというものなんだろう。
■ 旧日本軍の兵士たちに敬意を表します!
+1 米軍所属■ 素晴らしい話を紹介してくれてありがとう!
投稿を見るまでこんな事があったなんて知らなかった。
+1■ 信じられないくらいにエレガントな振る舞いだ!
+1■ 第一次世界大戦の時に、
リヒトホーフェンを埋葬した英軍の話と似てる。
■ なんて気高いんだろうか。なんて美しいんだろうか。
+77■ あの追悼文、日本人の表現力は素晴らしいものがあるな。
+7■ 暖かい気持ちにさせてくれる写真だ。
これこそ人間の本来の姿なんだろう。
俺たちは争うべきじゃないんだよ。
+1■ 日本で暮らし始めて丸一年くらいになる。
撃墜されて命を落としたB-29爆撃機の乗組員を弔うために、
これまでに2つのお寺で演奏をしたことがあるんだ。
アメリカはかつての敵であったのにも関わらず、
地元の日本人達は手厚く弔ってくれて、それは今も続いてる。
それぞれのお寺には特別な慰霊碑まであるんだ。
僕のこの取り留めのない話が写真に関係してるかは分からない。
だけど、なぜかしら縁を感じたんだ。
今、アメリカと日本が同盟関係にあることを嬉しく思う。
日本人は素晴らしい人たちだよ。アメリカ人と同じようにね。
本当に素晴らしい写真だった。シェアしてくれて、ありがとう。
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