水素を内燃機関の燃料として使用して走る水素自動車。
日本では早くからその普及に向けた動きが始まっており、
2014年には政府が「水素・燃料電池戦略ロードマップ」を策定し、
補助金による水素ステーションの設置支援などを実行。
2018年にはトヨタ、日産、ホンダなど自動車メーカー11社が、
新会社「日本水素ステーションネットワーク」設立し、
水素ステーション整備を加速させる動きを見せています。
ドイツで最も読者が多い全国紙の1つ「ディー・ツァイト」は先日、
電気自動車をひたすらに推し進めるドイツとは対照的に、
水素自動車にもこだわる日本にスポットを当てた記事を掲載。
「日本では、政府も、自動車メーカーも、エネルギー業界も、
水素エネルギーこそが未来だと確信している」とした上で、
「エネルギー面でブレイクスルーを起こす国があるとすればそれは日本だ」と、未来を変える可能性を持つ日本の技術に期待を示しています。
記事にはドイツの人々から様々な意見が。
多くの読者も、水素自動車こそが未来だと感じているようで、
水素自動車にも挑戦する「進んだ日本」と、
電気自動車に固執する「固陋なドイツ」とを比較する声が目立ちました。
「俺達は日本に完敗してる」 なぜ世界は日本車を超えられないのだろうか?
翻訳元
■■■ むしろ水素自動車以外の道があるのかって話よ。
+3■ そう、水素エネルギーこそがゴールであるべきだ。
俺の国の政治家は何をやってるのか理解してない!
既に電気自動車に多くの資金を投じてるから損切りが出来ない。
電気自動車が失敗って事を認めたくないんだ!
+4■ 日本人はちゃんと分かってるんだな。
Eモビリティは唯一の救世主じゃないという事、
そしてトラック、輸送機、建設機械、飛行機、
船、大型車には向いてないという事に。
+85■ 日本のような考え方こそ、サステナブルで、
健康的な経済的思考と言えるんじゃないだろうか。
+2■ 日本人はいつだって正しい。
こっちの自動車メーカーだって同じ事が出来るはずだし、
そうすれば一定のシェアを獲得出来るはずなんだ。
それなのに腐敗した政治家たちのせいでそれが出来ない!
+2■ 俺たちは一応色々な道を残しておいた方がいいと思う。
+5■ 俺の国とは違って日本の自動車メーカーは、
色々な可能性を残してるから世界中で成功してるんだよ。
常識と革新によって成長を遂げてきたんだ。
+1■ いち早く水素自動車に動いた日本人は先見の明がある👍
+5■ こっちでは水素自動車への転換は無理よ。
だって国内に投じられる税金が少なすぎる。
外国の支援に使われてしまうから。
+3■ いいね、素晴らしい。
政治が科学に耳を傾ける国がようやく現れたわけだ。
+9■ まだ水素自動車が勝者だとは決まったわけじゃないけどね。
■ この国は絶対に合理的な事をやらないよね。
絶対車の未来は電気じゃなくて水素だって……。
+2■ 日本は成功するだろう。
そして欧州はトンネルの中で後ろを見続ける。
+1■ ただね、電気自動車だと簡単に造れるんだよ。
このままだと既存のメーカーは技術的優勢性を失うから、
日本はそれを防ごうとしてるわけだ。
これから充電スポットがもっと増えていけば、
電気自動車は水素自動車よりはるかに実用的だよ。
+5■ ドイツで電気自動車はセカンドカーの域を出ないだろうな。
他の国が他の技術の開発に力を入れてくれていて嬉しいよ……。
+37■ 僕たちは再び眠りに落ちちゃった状態だから。
■ ふむ。また日本が技術的にリードしたか。
そしてまた母国は間違った道に行ってしまった。
+7「日本車の信頼性は異常」 英誌『日本車と欧州車はどちらが優れているのか』■ 他の国は代替案ってものを用意するんだけどなぁ。
+1■ 日本は完璧に正しい道を歩んでると思います。
+5■ 充電スポットより水素スタンドを設置する方が簡単。
でも私たちの国はその事を分かってない……🤷
+7■ 日本人は本当によく物事を理解してるな!
+1■ 水素自動車も道の1つとして残しておく事は賢明だね。
ドイツでは電気自動車だけに依存してるけど、
多くの問題がまだ解明されていないわけで。
+17■ 俺も水素自動車こそが正解だと思ってる!
電気自動車はバッテリーに寿命がある事が納得いかない!
+13■ 日本人はおそらく、他の世界の人たちよりも賢いのよ。
+1海外「日本人が賢い理由はこれか!」 常用漢字の多さに外国人がショック■ もちろん水素が安価でどこでも入手可能なら、
みんな水素自動車に乗るようになると思う。
だけど実際にはそうじゃないから。
電気自動車はそれが可能になりつつあるけど……。
+2■ うん、日本の動きはかなり良いね。
もちろんEモビリティも有効だろうけど、
部分的な解決策にしかならないもんな。
水素エネルギーの方がずっと興味深い。
+20■ 今後50年でバッテリーの技術は変わっていくだろうけど、
それでも今の水素エネルギーには効率性に難があるよ。
+3■ 水素自動車が車の未来である事は間違いない!
環境に配慮してる人たちは電気自動車なんかにお金を払って、
自動車メーカーも電気自動車を強制的に造らされてる。
その中で日本は美しい水素自動車を開発してる。
このままでは俺たちは日本に負けるぞ。
+3■ 水素エンジンは諸刃の剣だと思う。
もちろん間違った方針ではないし、利益にもなるだろう。
だけど補給の際にはやはり問題が出てくる。
+2■ 日本は島国。車で外国に行く事はない。
つまりは自分たちだけで解決策を実行できる。
そして日本は縦に細長い国だからインフラも整備しやすい。
ヨーロッパで充電スポットを構築するのは大変だ。
これがヨーロッパと日本との大きな違い。
+5 ■ まぁ、ドイツの場合は電気自動車だけど、
一度決めてしまった事を修正するのは難しいからな。
時にはより一層悪くなる場合もあるわけで。
実際には別の道がベターでも難しいんだよ。
+1■ ……あれっ!?!?!
こっちでは1992年に水素エンジンのバスが走ってたはず。
何でそれ以来全く進歩してないの?
+10■ 世界はどう動いているのか。
また俺たちはその事を日本に教えられたな!
■ 少なくとも、水素自動車の是非を俎上に載せる事が重要でしょ。
ヨーロッパは電気自動車だけに頼ってるからね。
個人的には、やはり水素こそが未来だろうと思う。
+25
多くのドイツ人が「遅かれ早かれ水素の時代になる」
と考えているようで、想像以上に電気自動車に、
少なくともそこに固執する事に対して否定的でした。
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