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パンドラの憂鬱

外国メディアの記事などに寄せられた、海外の方々の反応をお伝えします


中国「日本では政府を批判出来るのか…」 日本の市長が国会で行なった発言に驚きと感動の声

厚生労働省は3日、2021年の人口動態統計月報年計を発表しました。
出生数は前年より2万9231人少ない81万1604人で、
1899年の調査開始以来、過去最少を記録。
合計特殊出生率は前年比0.03ポイント低下の1.30でとなり、
自然増減数は15年連続で減少しています。

その中で兵庫県明石市は、人口が9年連続で増え、
出生率(2018年)も1.70と、全国平均を上回っています。
今月7日には、2011年から市長を務めている泉房穂市長が、
「こども家庭庁」に関する参考人として国会に呼ばれ、
少子化対策などに関して陳述を行なったのですが、
その際の様子を収めた映像が感動的だとして、
日本国内のネット上で大きな話題となりました。
動画はさらに中国でも拡散され、
その内容や市長の熱量が大反響を呼んでいます。
寄せられていた反応をまとめましたので、ごらんください。

「日本が味方で良かった」 福岡市長の誠実な対応に海外から驚きと賞賛の声

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翻訳元



■ 明石市長、なんて素晴らしいリーダーなんだ! +302




■ 自分は明石市で暮らしてるけど、実際に住みやすいよ。
  子供の福祉がかなり充実してるから。 +22




■ 市長をよく見てると、ほとんど原稿通りに読んでない。
  その中であれだけの熱量で話すという事は、
  この施策を真剣に検討していて、何度も話したからだ。
  想いを込めた政策である事が伝わってくる。 +1500




■ 「日本政府が動かないから自分たちでやる」
  国会答弁でこんな発言が出来るなんて信じられない。 +33




■ こういう政治家がいるかどうかは、
  その国が良い国か悪い国かの指標となる。 +12




■ 若い人に子供を持ってもらいたいなら、
  若い世代を重視しなくてはいけないわけだし、
  市長の政策は社会的なコンセンサスを得られるよね? +93



   ■ 自治体が小さな子供たちの事をよく考え、若者たちに、
     「自分たちの子供の未来は希望に満ちており、
      多様な社会で、自由に成長できる」
      という想いを抱かせる事が出来れば、
     人口問題の大部分は解決出来ると思う。 +45



   ■ ただ多くの自治体では「財源は?」という話になる。



■ 明石市は兵庫県内で5位の人口を誇る都市だ。
  日本の農村部の現状はどうなのか気になる。 +5

「日本は100年先にいる」 日本の農村の裕福さに感銘を受ける中国の人々




■ ちなみに明石市長は、
  「お金がないからこそ、次の世代に使わなくてはいけない」
  という発言もしている。 +24




■ 話す速度はあれくらいでいい。
  国内の専門家はあの2分の1の速度だから。 +114



   ■ 真心で話してるからこそあの熱量になるんだよな。 +5



■ 中国でもちゃんと公共の幼稚園が普及すれば、
  2人目の子供を持ちたいと思えるんだけどね。 +66



   ■ そう、ほとんどの人は子供が欲しい。
     この国の少子化問題の根源は、
     国民が子供は欲しくないと考えてるんじゃなくて、
     一人っ子政策の影響で若者が減ってしまったから。 +6



■ こういった立派で思慮深い市民に対するサービスは、
  中国ではようやく大都市だけで、
  その芽が育ちつつあるという状況だね。 +26




■ 兵庫県は本当に素晴らしい!!!
  神戸、姫路、明石、西宮……。
  ゆったりとした時間を送れるあの場所が恋しい😭 +2

「日本の特別感は異常」 外国人に訊いた『好きな日本の都市マイベスト5』




■ ところで、どうして資本主義国家では、
  セーフティネットが充実してるんだろうか? +215



   ■ 資本主義の定義からして曖昧だから。
     先進国のほとんどは実際には社会主義的だよ。 +188



■ 子供たちを支援しない社会に未来はない。 +1138



   ■ とは言え発展してる国ほど出生率が低い。
     理由は、高い教育を受けてる人ほど、
     子供の命の尊さを理解してるから、
     熟慮して子供を作ろうとするかららしい。 +65



■ 現状でも日本の福祉や施設はかなり充実してる。
  自分が勤めてる会社は父親も最長1年の育児休暇が取れるし、
  1年が過ぎても保育園が見つからなければ延長出来る。
  休職中は給与の70パーセントが支給されて、
  復職後にも育児手当が支給される。 +125




■ 日本と比べちゃうとどうしてもなぁ……。 +144




■ この一件で明石市を見てみたいと思った人も多いだろうけど、
  とても綺麗な港町だよ。 +203

海外「日本よ、お前がナンバーワンだ」 明石海峡大橋の耐震技術が凄かった



   ■ 明石市は無錫市と友好都市の関係にあるんだ。 +20



■ こっちでは毎日高齢化社会の問題が叫ばれて、
  出生率を上げる事が強調されてるけど、
  そのための政策が何もないんだもん。
  出生率が上がらないのも当然だよ。 +72



   ■ そして新卒も就職出来ない。
     やっぱり人口が多過ぎるのが問題だと思う。 +36



■ 日本の経験は中国も学ぶ価値がある。
  国として出生率を上げていくためには、
  子育て世帯の福祉も改善する必要があるんだ。 +212




■ この国の90年代生まれの人たちは本当に苦労してる。
  未来が全く見えないんだから。
  ますます何のために働いてるのか分からなくなってる。
  貧富の差の壁を突き破る事が出来ないんだ。 +32




■ 日本では一市長が政府を公然と批判出来るのか……。 +422

中国「これが本当の自由か…」 日米両首脳の写真を加工して楽しむ日本のネット民に驚愕の声



   ■ 本当はそれが当たり前じゃないといけないと思う。 +33



■ 現代では経済力がないと子供を多く作るのは難しい。
  今後人口を支えていくのは、やっぱりシステムだと思う。 +3




■ こういう市長がいると市民も頼もしいだろうなぁ。 +42




■ 12年前に中国のGDPが日本を上回った時、
  当時の財務相の与謝野馨氏は、
  「GDPで争うことはしません。
   私たちが経済活動に従事するのは、
   ランキングのために競争をするのではなく、
   日本国民が幸せな生活を送るためなのです」と言った。
  その時の自分は負け惜しみだと思っていたが、今なら分かる。
  日本人の言葉は真実だったんだよ。 +494





なお、世界の出生率は2.40で、ここ60年で半減。
世界最高レベルの子育て支援政策を持つフィンランド、
あるいはスウェーデンもここ10年で急減している事からも、
出生率を上げるのは、非常に難しい課題である事が分かります。



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[ 2022/06/11 23:00 ] 社会 | TB(0) | CM(-)
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