「日本国」の英語名である「JAPAN」。
日本国内における正式な呼び名である「にほん」、
あるいは「にっぽん」からは程遠いわけですが、
今回の翻訳元では、その事に疑問と不満を持った外国の方が、
日本国外においても、日本人が呼んでいる通りに、
「にほん」か「にっぽん」で呼ぶ事を提言しています。
なおここでは、日本の英語名が「JAPAN」になった理由として、
以下のような説明がなされています。
「マルコ・ポーロが中国(当時は元)滞在時に東方に浮かぶ島、
つまり日本の名称について現地人に訊いたところ、
『Cipangu』という中国語での答えが。
マルコ・ポーロはそれを『ジパング』だと認識し、
イタリアでは『Giappone』に変化し、
聞き間違いの連続により、英語では『Japan』になった」
日本は「JAPAN」ではなく「にほん/にっぽん」と呼ぶべきなのか。
様々な意見が寄せられていましたので、その一部をご紹介します。
「日本に感謝する」 フランスを分断するパンの名称論争を日本が終わらせたと話題
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■ 俺もずっと日本はニホンって呼ぶべきだと思ってた。
だって現地で使われてる名前が正しいわけじゃん。
+46 イギリス■ 国連に行って、自分たちの国はどう呼ばれるべきなのか、
全ての国にアンケートを取るのはどうだろう?
それで各国の希望通りに名前とマップを変更して、
あとは他の国の人たちはそれを尊重していくの。
+1242 アメリカ ■ 私もそう思う。
間違った名前で呼ぶのは失礼だもん。
+30 カナダ ■ 失礼かな?
日本でも独自の名前で外国を呼んでるでしょ。
他の外国だって同じ事をしてる。
失礼だと思ってる日本人はいないよ。
+71 アメリカ ■ 国連には実際に、経済社会理事会から委託された、
地名に関する専門家グループがあるよ。
+222 アメリカ ■ そういう組織があるのはクール。
だけどならもうちょい真剣に仕事しようか。
+12 イギリス■ ちなみにオーストリアはオーストリッヒね。
ドイツ語で「東の王国」という意味。
+53 オーストリア■ へぇ、「JAPAN」になった経緯を初めて知ったよ。
興味深いから他の国の正式名称も調べてみよう。
+85 カナダ■ 宣教師が残した記述によると、一時期の日本人は、
自国を「ジッポン」と呼んでたようだ。
+3 アメリカ(日本在住)■ トルコは「turkey」から「turkiye」に変えた。
外国式の名前を嫌だと思う人たちもいるだろうな。
+1 マレーシア■ クロアチアは現地では「フルバツカ」、
フィンランドは「スオミ」とやっぱり異なってる。
+713 アメリカ ■ ほとんどの国の人は「フルバツカ」は発音出来ないもん。
オランダ人は出来るけどさ。
ちなみに俺たちは「Holland」じゃなくて、
「Netherlands」が正しいから。
+22 オランダ ■ 「フィンランド」って言葉は、
スウェーデンの少数派の正式な名前。
+14 スウェーデン ■ ちなみにドイツの北部に住んでる人たちは、
スイスで話されてるドイツ語よりも、
オランダ語の方が理解しやすいって話だ。
+7 ドイツ■ 航空会社のANA*は良いヒントだったな。
+7 アメリカ (*ANA = All Nippon Airways)
■ JAL*に上手く騙されてたわ。
+4 アメリカ (*JAL = Japan Airlines)
■ 「カムリ」も同じだな。
外国人は俺たちを「ウェールズ」って呼ぶけど、
これは「外国人」を意味する、
アングロサクソン語から派生した言葉だから。
+5 ウェールズ「こんな国が他にあるか?」 日本の特別なおもてなしにウェールズから感動の声が殺到■ この文献学的現象に関する真の学問分野があるよ。
歴史言語学って言うんだけどね。
+371 アメリカ■ エジプトは実際には「ミスル」なんだわ。
「エジプト」はギリシャ由来の名前。
+14 アメリカ■ うん、絶対にその国での呼び方に変えた方がいい!
シンガポールは何で「シンガプーラ」じゃないんだよ。
「シンガポール」っていう謎の言葉は、
あらゆる言語で意味を成さないんだよ
+4 シンガポール■ 南アフリカの命名は酷いと思う。
だって南アフリカって、単なる位置じゃん。
+40 南アフリカ ■ 本来は「アザニアー」が正しいね。
+17 南アフリカ■ そもそも日本人は怒ってるの?
無理に問題を提起するのもどうかと思うけど。
+23 アメリカ■ でもこれは仕方がないと思う。
日本人がポルトガル人の発音を聞いて、
英国の事を「イギリス」って呼んでるんだ。
全ての国が、お互いにしてる事なんだよ。
+203 イギリス「ありがとう日本」 長崎の祭りに登場する南蛮船にポルトガルから感謝の嵐■ ニッポン電子硝子のアメリカ支社に勤めてるんだけど、
ニッポンが国名だったなんて今初めて知った。
+4 アメリカ■ 「USA」もなかなか面白いと思う。
実際には名前でも何でもないもん。
どっちかと言うと説明文みたいな。
+22 アメリカ■ うん、その国の呼び名に合わせるのは良いアイデアだ。
「メクシコウ」なんて呼ばれずに済むし。
+2 メキシコ■ ブラジルも「Brazil」じゃなくて「Brasil」な。
+172 ブラジル■ カナダも似たような感じ。
探検家のカルティエが先住民に土地の名前を訊いたら、
「カナタ」って答えが返ってきたんだけど、
現地語で単なる「村」って意味なんだよ。
今のケベックの辺りね。
+6 カナダ■ 実際どうして英語圏の人たちは、
発音が複雑になったり誤解が生まれやすくなるのに、
わざわざ新しい名前を作るのかずっと不思議だった。
+122 ノルウェー「日本語の自由度は凄い」『日本語が簡単な理由』を解説した記事に様々な声■ 「ジパング」は室町時代の「日本」の読み方である、
「ジッポン」にかなり近いように思う。
当時は日本語が統一されてなかったから、
地域によって発音が大きく異なる事もあったの。
+4 フランス■ 日本はこれまで何度も名前を変えてるんだよね。
日本では自分の国をニッポン/ニホンって呼ぶけど、
7世紀まではヤマトと呼んでいた。
+433 スウェーデン■ 日本は外国を本来の名前通りに呼ぶのが得意な方だよ。
カタカナ表記の国々の場合だと、
それぞれの現地での呼び方にかなり近い。
+3 アメリカ■ これってまさに、異なる言語が発生する仕組みだよね。
人々は地域によって異なる事を口にして、
その地域で多く使われる言葉が、
方言や言語になっていったんだよ。
+4 イギリス
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