日本の中華料理屋さんの定番メニューの1つである「天津飯」。
名前の元となっている中国の天津市のみならず、
中国全土にも存在しない日本独自の中華料理です。
発祥については諸説あるのですが、主流となっているのは、
戦後に「来々軒」という浅草発の中華料理店のコックが、
「早く食べられる物」を客からオーダーされた際、
こちらは本物の中華料理であるカニ玉(芙蓉蟹)をご飯にのせ、
酢豚の餡を応用した甘酸っぱい餡をかけて出した料理を作り、
「天津芙蓉蟹肉丼」と称したというものです
(他にも大阪の中華料理店説などがある)。
中国でも「ドラゴンボール」に登場するキャラクター、
「天津飯」の影響で字面などは身近だったとは言え、
実際に存在する料理だったとは知らなかった人が多く、
関連投稿には、驚きの声などが相次いでいました。
「そんな歴史があったとは…」 アイヌ人が日本料理に与えた影響の大きさが話題に
翻訳元
■■■ 天津では誰も食べた事がない伝説の料理、天津飯w
+203■ 天津飯は天津料理とは全く関係がない!
アメリカで生まれた中華料理である、
「 ビーフ&ブロッコリー」と同じで、
普段俺たちが食べてる物とは違う、
日本人によって魔改造された中華料理なんだよ。
+30■ ようやく「ドラゴンボール」に出てくる、
「天津飯」の正体が判明したな!
+146■ 中国にも似た料理は一応あるんだけどね。
ちなみに天津飯は日本の中華料理屋さんならどこにでもある。
+4■ 簡単だしシンプルだし、普通に良いじゃん。
+4■ 天津飯と餃子(チャオズ)のセットでいただくか。
+98 ■ 日本人は昔から炭水化物が大好きだから普通にあり得る。
日本に旅行に行った時に入ったお店で、
近くに座ってたサラリーマンの人が、
ラーメンとご飯のセットを食べてて驚いた。
+18■ 天津の人たちも「いつの間に?!」って感じだろうな。
+96■ 広東省にある「滑蛋飯」に近いかも。
大学の食堂だと必ずと言っていいほどメニューにある。
+21■ 日本に渡った物の多くが向こうで意味が変わってるしな。
例えば「三国志演義」が日本では「三国志」扱いされてたり。
+5 (※3世紀に書かれた「三国志」の方が正史とされ、
明代の1300年代に成立した「三国志演義」は、
他の説話などを加えてストーリーが肉付けされた時代小説)
「日本こそ中華文化の継承者だ」 日本の出版社の60年に及ぶ大事業に中国人が感嘆 ■ 日本のゲーム、アニメ、小説は「三国志演義」だね。
「三国志」はあまり読まれてない。
日本人が曹操が一番好きなのはその影響。
■ 自分は天津で生まれ育った……。
似てる料理すらこっちには存在しないんだが。
+5■ かなり美味しそう。
「よく出来てるなぁ」って言うのが私の第一の感想。
+4■ 大阪の揚げ餃子屋さんで食べた事があるけど、
かなり塩辛くて自分の口には合わなかった。
天津市民としては納得のいかない命名。
+8■ 要は欧米の料理を日本独自にアレンジした、
オムライスの中華版みたいな感じだよね?
+430■ まぁ「カニカマの鍋焼き飯」にするよりは良い名前だよな。
+33■ 広東料理にもカニカマと卵の丼料理があるよ。
とろみまで付けてて驚いた。
+3「その発想はなかったw」 日本生まれの『カニカマ』の真実に外国人が衝撃 ■ 日本の中華料理は、広東料理から来てる物が多い印象。
+2■ 天津の人は海鮮料理が好きな人が多いから、
雰囲気で名前が決まったのかなとふと思った。
+21■ 元々日本料理には炒めるって概念がなかったはずだし、
そういう意味では「中国料理」で間違ってない。
+174 ■ 「中国料理」と「中華料理」って、
特に日本人からすると全くの別物だけどな。
+4■ 日本よ、何なんだこれは!
天津から割と近い所に住んでるけど一度も聞いた事ないぞ。
+6■ ちなみに味はちょっと生臭い。
黄身に火が通ってなくて、無理な人は無理かも。
+3■ 鳥山明のキャラクターの名前の付け方って癖強すぎだよな。
カカロットはキャロット、ベジータはベジタブルからだし。
+2「神様のような存在だ!」 超一流漫画家たちの珍しい顔写真に外国人が大興奮■ 天津飯は中国料理ではなくて、
あくまでも日本人が作った似非中国料理。
+1■ 天津人は天津飯を食べた事がないから、
かなり困惑しておりますよ、ええ( ´_ゝ`)
+155■ 「天津飯」という謎の言葉が、
ドラゴンボールのキャラ以外に使い道があっただと?!
+73■ 「オランダ豆(サヤエンドウ)」がオランダ産ではないように、
日本の中華料理は全てが中国生まれというわけじゃなくて、
名前だけっていう料理も多いよ。
+22■ 地元の北京ダック屋さんには、
逆輸入的に「天津飯」がメニューにある。
なんとも言えないとろみがあるんだけど、
あっという間に胃袋に入ってしまう。
+7■ 中国の料理が原型にあるのかもしれないが、
本質的には日本人の好みに合わせて作られた日本料理だ。
+49「だから日本は恐ろしい」 良いものは良いと認める日本人の姿勢に中国人が感銘■ 日本で有名な「天津甘栗」も、
実は懐柔区(北京市北部の市轄区)で取れるもので、
天津はあくまでも流通拠点に過ぎないんだ。
+64 ■ そもそも天津は栗の生産量が少ない。
地元の人たちもあまり食べない。
だけど味は本当に美味しいし、
中国国内に味の面で匹敵する産地はないはず。
+4■ 去年まさに「天津飯」を食べるために日本に行ったんだけど、
お店の人に「何で中国で食べないの?」って不思議がられたわ。
+5■ 作るのが簡単だし美味しそうだし、文句なしじゃないか!
+4■ 外国によって手を加えられた中国料理は、
「本物ではない」「中国料理ではない」と感じる人もいると思う。
だけど俺は、食とは本来変化し続けるものだと言いたい。
いわゆる「本格的」とか「伝統」にしがみつくのは、
やや傲慢で衒学的だと言わざるを得ない。
美味しくて栄養価の高いもの。
それこそが食、そして料理の進むべき道なんだよ。
+62
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