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パンドラの憂鬱

外国メディアの記事などに寄せられた、海外の方々の反応をお伝えします


中国「国籍なんて関係ない!」 映画『スラムダンク』が中国で爆発的な大ヒットを記録

人気バスケットボール漫画「スラムダンク」の映画、
「THE FIRST SLAM DUNK」が、
20日から中国本土で公開が始まりました。

前売り券の販売だけで22億円を超えており
(日本国内では公開4ヶ月で約120億円)、
中国で上映される海外アニメ映画の前売り過去最高額を更新。
北京市内など多くの映画館では午前0時から上映しており、
20日の一日だけで、中国国内での上映回数は13万回以上となり、
この日中国で上映された全ての映画のうち、
8割以上を「スラムダンク」が占めたと伝えられています。

中国の映画レビューサイトなどには、
現地の人々から熱のこもった投稿が殺到していました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。

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screenshot 36




翻訳元




■ この映画は明らかに最高の技術を駆使してる。
  バスケットボールというスポーツを主題に、
  最も滑らかでリアルな没入感のあるグラフィックを生み出したんだ。
  そしてかなり現代的な美的感覚を持つロックバンドを探し出して、
  映画の主題歌を作り直した事も評価したい。 +1146




■ 公開初日に2回観てきた。
  この映画を観続ける限り、俺の青春は終わらない! +147




■ 今回は宮城リョータの視点だったけど、
  もしかしたら今後は主役級5人全員の物語を作るのかもね。
  山王工業側の視点が加わってもいいだろうし、
  どれをやっても成功しそう。 +51




■ 今まさに観てきたところで、個人的には物凄く感動した。
  宮城リョータの思い出に浸りながら、
  青春時代に幕を降ろす事が出来たんだ!
  とにかくこの瞬間を30年間も待ってたから! +140




■ 観終わった。本当に傑作だった(涙)
  音楽がまた作品に美しさを与えていたと思う。 +211




■ 何年も映画館には行きたくないと思ってた私が、
  早くからチケットを購入して、
  辛抱強く並んでまで観たいと思わせられた、
  唯一の映画が「スラムダンク」です! +2001




■ 主人公が原作とは違うしリズムも良くない。
  「古典」から抜け出そうとしたんだろうけど、
  リアルタイム世代の人間からするとやや物足りなかった。 +39




■ 続編が制作される事をひたすら祈ってる。 +110




■ 日本語版は深夜に観に行ってきたから、
  今度は中国語版でもう一度観たい! +1070

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■ 子供の頃の思い出が繰り返し蘇ってきたよ。
  ちなみに当時の憧れは流川楓だった。 +60




■ ストーリーが納得いかなかった。
  自分は原作通りの熱血ドラマを観に行ったんだから。 +86




■ 昨日観て、明日の夜のチケットもすでに買った。
  何と言っても俺の青春時代そのものだから。 +341




■ さっそく観てきた。
  もちろん湘北高校のユニフォームを着て行ったさ。 +133




■ 自分がいかに三井寿を愛してるのかを思い出したよ。
  劇場では熱い涙を抑える事は不可能だった。
  情熱が滾る青春そのものだったから。 +121




■ 映画版はアニメ版に比べて写実的で、
  心理描写や感情描写があまりなくて、
  途中で挿入される回想シーンが多いのが残念だったかな。 +73




■ 自分は神奈川県の映画館で観た。
  映画館に向かう途中ですでに涙を流してたんだけど、
  その半分は「ようやくだ」という気持ちからだった。 +2101

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■ もうすでに観客は結末が分かってる。
  そんな試合をどうやったらあんな上手く見せられるんだ。
  テンポ、脚本、キャラクターの動き、音楽などなど、
  その全てが一級品だったよ。 +1159




■ 上映が始まった4月20日は私の誕生日。
  最後のシーンは口を手で押さえながら大泣きしてた。
  山王工業の選手の名前を全部覚えてるし、
  あの試合の名シーンだって全部覚えてる。
  私が何才になっても彼らは10代のまま。
  神奈川のあの夏で時間は止まっている……。
  得難い体験に感謝します。 +421




■ 「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
  安西先生の言葉に、どれだけ励まされてきたか。 +1947




■ 前に座ってる男性も、後ろに座ってる男性も、みんな涙を流してた!
  これが湘北高校の魅力なんだ! +1046




■ 正直漫画の分割フレームで見るよりも流動性に欠けた。
  昔のBGMは使ってないし、流川楓の出番も少ない。
  内容も基本的には漫画と大差がない。
  とかなんとか言いつつやっぱり感動したし、泣いた😭 +449




■ 素晴らしい作品を楽しむのに国籍なんて関係ないんだ!
  「スラムダンク」はそれくらい影響力がもの凄かったし、
  その影響力は今でも続いてるんだ。 +64




■ 井上雄彦先生が当時よりも成長して、
  色々な事を考えるようになった事も伝わってきた。
  この映画はただの思い出探しだけじゃない。
  全くの新しい「スラムダンク」なんだ! +49

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■ 私の青春が完成したっていう感覚になった。
  みんな涙を流しながら観てたもんね。
  終わった後は拍手喝采だったよ。 +349




■ 滑らかな動きを見て10点満点をつけるつもりだったけど、
  色々とカットされ過ぎててそこが残念だった。 +28




■ あんなの涙なしには観られないって……。 +337




■ 結末まで全部分かってるのに、
  それでも湘北が押してる時は「よしっ」て声が口から出たり、
  終盤の主人公たちの活躍に胸が熱くなったり……。
  ほんと、全部分かってるのになぁ。 +43




■ 桜木花道の熱烈なファンである俺は、
  彼のTシャツを着て上映会に参加してきた。
  湘北高校のユニフォームを着てる人とか、
  安西先生や晴子のコスプレをしてる人も多かった。
  全体的に良かったけど特にエンディングは素晴らしくて、
  クライマックスでは涙が止まらなくなった。
  ああいう感じは本当に特別だ。 +431




■ 省略されている場所が多いように感じた。
  海南とか魚住の存在とか。
  でも新しい声優さんは予想以上に良かったかな。
  そして最後の1分間は圧巻だった。 +217




■ 初恋である流川楓のシーンが少ないのが残念だった!
  それでも私が最後の1分間で涙を流した理由は?
  それは、青春だから! 私の青春時代だったから! +90

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■ 宮城リョータの視点で物語を再現する事は何も問題がないし、
  流れも良くて、やっぱり感動的だった。
  最後の数分間は特に素晴らしかった。
  途中から沢山の人たちが拍手を送ってたもん。 +111




■ 「スラムダンク」は中国人にとって、まさに青春だ。 +521




■ 今日から週末にかけては、興行がとんでもない事になりそう。 +7




■ 私が最後に映画館に行ったのは2016年だった。
  そして17年に家を買い、18年に子供が生まれた。
  今は家事と育児を頑張ってるけど、
  スクリーンに映る見慣れた面々の顔がまだ若くて、
  自分も10代に戻ったような気分になって、泣いた。
  素晴らしい作品を、本当にありがとうございました! +48






自分にとって「スラムダンク」は再読回数が一番多い漫画で、
例えばキャラの声やそのトーン、テンポ、会話の間合い等、
自分の頭の中だけの世界観が構築されてしまうものですが、
それでも「THE FIRST SLAM DUNK」は、
自分の勝手な世界観に矛盾する事なく楽しめ、感激しました。
ちなみに大谷翔平選手の一番好きな漫画は「スラムダンク」で、
今季の登場曲は「THE FIRST SLAM DUNK」のOP主題歌、
「LOVE ROCKETS」(The Birthday)を選択しています。



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[ 2023/04/21 23:00 ] 社会 | TB(0) | CM(-)
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