日本では遅くとも8世紀初頭までには定着していた「居酒屋」。
近年では外国人観光客も足を運ぶようになっていますが、
それに伴って増えたのが「お通し」を巡るトラブルでした。
「注文していないのに勝手に食べ物を提供され、
しかも料金を請求された」というものなのですが、
今回の翻訳元では、実際のトラブル現場を目撃した外国人が、
この日本のお通し文化に対する所感を語っています。
「昨日、大阪の賑やかで素敵な地域である道頓堀に行き、
あまり混雑していない横丁にあるお店に入った。
素敵な店構え、素敵なサービス、素晴らしい料理だった。
たまたまレジの隣に座っていたら、
6人組のバックパッカーがチェックアウトするところだった。
料理、飲み物、テーブルチャージなど、
彼らの会計は42ユーロ(約6200円)だった。
そして、OTOSHIについてグループ内で不満を口にし合い、
レジの女性に対して苦言を呈していた。
ここで日本のテーブルチャージについて一言言わせて欲しい。
日本の文化はとても心地よいものだ。
他の99パーセントの国がそうであるように、
テーブルチャージが発生するわけだが、
日本では小さな前菜という見返りがあるのだ。
たしかに料金を払うのは義務ではあるが、
だからといって何が問題なんだろうか?
日本以外では見返りは何もない。
それに6人で食べて合計42ユーロは、
母国で使う金額と比べれば大した事ではない。
通常僕がパートナーと普通のレストランで食事をすると、
2人で平均70ユーロ(約1万380円)を払う事になる。
さらに言えば日本ではチップが必要ではない。
世界で最も礼儀正しい日本の文化を尊重したくないのなら、
あえて日本に行き、混雑を増長させる必要はない。
日本に行くのであれば、敬意を払って欲しい。
そして日本を楽しんで欲しい。
日本は素晴らしい国なのだから」以上になります。
この投稿に寄せられた反応をまとめましたので、ごらんください。
「日本人みたいだw」 日本に溶け込みまくりなトム・ハンクスの姿が話題に
翻訳元■ 外国に行く時はその国の文化に敬意を払わないと!
アメリカ■ 事前に日本の習慣を知っておけば避けられたトラブルだね。
外国では礼儀正しく行動しよう🙂
アメリカ■ あくまでも「テーブルチャージ」なのにw
+2 マレーシア■ 自分はお通し代は全く不満に思わなかった。
イタリアでも「コペルト」という、
テーブルチャージを支払う習慣があるから。
払うのはだいたい2ユーロくらいで、
ディナーの時とかは20〜30ユーロになる。
+5 イタリア■ 1つ指摘したいのは、彼らはバックパッカーで、
少しでも節約しながら旅を続けてるであろうという事。
そして日本のお店ではテーブルチャージについて、
一切表記されてないから、驚くのは仕方がない。
+1 イギリス ■ だけど6人のうち誰か1人でも調べていれば、
トラブルには発展しなかったはず。
+3■ 日本は間違いなく旅行先として世界最高だよ。
「旅の恥はかき捨て」という人が少なくないよね。
これは国籍問わずでそうなんだ。
+1 オーストラリア■ 同意します!
日本は圧倒的に礼儀正しく、尊敬出来る人たち。
だからこそ私たちも同じように、
日本人に対して礼儀正しく接していかないと。
+2 フランス■ ちなみに自分の中で大阪は日本で最高の場所。
飲食店は安いのに素晴らしいサービスがあるから。
私は他にも色々な国に行ったけど、
こんなに礼儀正しい人たちがいる国は初めてだったな。
アメリカ「日本で一番好きな都市!」 マイクロソフト社が伝える『大阪の魅力』が大反響■ 言ってる事はよく分かる!
訪日前にはちゃんと下調べをした方がいい!
+2 ■ 初めての日本旅行から戻ってきたばかり。
私も夫も日本の全てが気に入って、
もういっそのこと住んじゃいたいと思ったくらい。
他の国では見る事が出来ない価値観や、
仕事に対するプライドがあるの。
+2 アメリカ■ 私も投稿者さんの言う通りだと思います。
日本に旅行に行くのであれば、
現地の慣習や文化を受け入れないと。
+3 スウェーデン■ よくぞ言ってくれた!
日本人より礼儀正しい人たちはいないくらいだし、
そういう国や国民に対してこちらも敬意を払うのは、
至極当然のことだと思う❤️
+2 スウェーデン■ 全く同感だ。
僕らもつい最近日本に行って来たばかりだけど、
あの国に完全に魅了されてしまった。
チップに関してはまさにって感じで、
それだけで大きな節約になるんだから。
+10 ■ 日本と日本人が大好き。
1つ言えるのは、日本人はぼったくったりはしないという事。
+9 ■ 妻と一緒に日本に来たばかりなんだけど、
値段の割に料理の量が多いことに驚いたよ。
自分は大柄なのに食べ終えるのに苦労したくらいだから。
味は素晴らしかったんだけどね。
僕らが行ったすべての国の中で、
日本には最高のサービスが存在した。
そして人々も最もフレンドリーだった。
僕らを助けるために最善を尽くしてくれて、
時にはグーグル翻訳まで使って助けてくれたよ。
+7 「日本人ほど親切な国民はいない」 訪日経験者達が語る日本人の特別な優しさ■ そうですね。
日本人が敬意を払ってくれているわけだから、
それなら彼らの国のゲストである私たちは、
さらに敬意を払わなければならないはず。
単純なことだよね。
+17 アメリカ■ 投稿者さんはそのグループに、
お通し文化について教えてあげなかったのかな?
+3 シンガポール■ 日本は本当に安く美味しい食事を楽しめるよね。
昨日彼女とイタリアンレストランに行ったんだけど、
前菜1品、メインディッシュ2品、ワイン1杯、
コーヒー2杯、デザート1品で115ドル(約1万750円)、
チップ込みで140ドル(約1万9100円)もした。
+5 アメリカ■ 自分はいつもヨーロッパ人は日本の良いところの75%を、
日本人はヨーロッパの良いところの25%(1つは労働文化)を、
それぞれ拝借し合った方がいいって言ってるんだ。
日本ではいつも本当に楽しい時間を過ごせてるよ。
+2 ■ 日本における「テーブルチャージ」は、
「付け出し/お通し」だと覚えておこう。
+3 ■ 郷に入っては郷に従う。これは旅の基本だから。
+12 シンガポール■ 日本の良いところはどんな地域のどんなお店に行っても、
同じように素晴らしいサービスを受けられるところ。
しかもチップも必要がないのに。
モーリタニア「日本で衝撃を受けた」 日本の接客サービスのあり方に海外から称賛の声■ ここで書かれてる事、まるっと同意だ。
つまり Japanese are THE BEST
+7 ■ 私も日本を旅行した事があるけど、
日本はあらゆる面に敬意を払う最も高尚な国の1つ。
日本に行く前に日本の文化を調べましょう🎌
オーストラリア■ 私はチップがある国に初めて行った時にその文化に驚いた。
当初から少し不満はあったけど、
それでも15%から20%は払うようにしてる。
どこの国でもルールは守らないとね。
+4 シンガポール■ 日本に住んでから1年になる。
日本という素晴らしい国や人々への尊敬の念から、
日本のあらゆる習慣を尊重するよう、
日々最善を尽くして生活してるよ。
+49 米出身■ 旅行ブログを見てると、海外で値切り交渉をして、
応じてくれなくて揉めたって展開をよく見る。
でも私たちの国にはお店で値切る文化なんて全くないんだよ😂
どうして海外に行くとやるんだろうね。
+6 アメリカ■ 日本はチップなんて払わなくても、
素晴らしいサービスを提供してくれるのに、
6人で42ユーロで納得がいかないなんて……。
+3 ■ 日本への旅行者の70パーセントくらいが、
「ファッショナブルでクールな国だから」
って理由で行ってるだけで、日本について詳しくない。
つまり日本がトレンドの国だから
流行りに乗るために行ってるだけなの。
+3 イタリア「本気で言ってるのか!?」 『日本は欧米人には退屈な国』 という調査結果に反論続出■ その国のテーブルチャージくらいは、
理解してから行った方がいいと思うんだ。
+2 ■ 3ユーロで素晴らしいサービスを受けられて、
新鮮な水を1リットル無料で飲めて、
チップもなく、超清潔なトイレが使えるとか、
こんな先進国は日本だけだろ?
+27 投稿者 ■ 本当に、日本だけだよね。
🇯🇵 love ❤️ this country
+6 カナダ■ 自分は短期間ながらもあの美しい国に行ったけど、
不快な経験は一度もしなかった。
日本だけじゃなくどこの国に行くにしても、
習慣を学んでから行くべきだと思ってるよ。
アメリカ
少なくともここではお通し=テーブルチャージという認識で、
「居酒屋のお通し文化を事前に調べておくべきだった」
といった反応が大半を占めていました。
唐突ですが、落語に興味があるけど聞いた事がないという方には、
三代目 三遊亭金馬の「居酒屋」がお勧め。シンプルに笑えます。
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