紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと考えている、
世界的に有名なイギリス先史時代の遺跡「ストーンヘンジ」。
正確な目的はいまだに解明されていませんが、
天文学的な目的や儀式的な目的などが考えられています。
英国では5月から「セインズベリー日本藝術研究所」の主催で、
縄文時代のストーンサークルに関する展示会が催されるなど、
縄文時代の文化とイギリス先史時代との類似点が注目されており、
先日、発行部数184万部(2016年6月)を誇る科学誌、
スミソニアンが特集記事を配信しています。
以下に要点を。
・何千年も前、英国と日本の人々は、
夏至や冬至との関わりを持つ、精巧なストーンサークルを作り、
亡くなった人々の遺骨を納めるために利用していた。
・イギリスの新石器時代と日本の縄文時代は、
ストーンサークルから精巧な陶器、
太陽に関係する儀式に至るまで、
多くの共通点を持っていたようだ。
・例えば秋田の大湯環状列石や伊勢堂岱遺跡の環状列石。
何千もの滑らかな川の石で作られた2つの円は、
夏至と冬至の時期に太陽と一直線に並び、
どちらも埋葬儀式に使用されていた。
・英政府組織「イングリッシュ・ヘリテッジ」の担当者は、
以前ガーディアン紙に以下のように語っていた。
「日本から出土したこれらの驚くべき品々から、
想像以上にイデオロギー的に近かった、
日英の共同体の共通点を探る事は非常に興味深い。
先史時代の世界の他の場所で何が起こっているかを探る事は、
ストーンヘンジの意義を理解する鍵なのです」
・日英の古代文化の類似点は地形にも関係しているかもしれない。
日本とイギリスは同じ緯度に位置し、
気候も天然資源へのアクセスも似ているからだ。
ただし、ストーンヘンジの近くに住んでいた、
英国の新石器時代の人々が農耕民であったのに対し、
日本の北部にストーンサークルを築いた縄文時代の人々は、
漁民や狩猟採集民であったという違いもある。以上になります。
コメント欄には、驚きや感嘆の声のほか、
現代日本人と英国人の共通点を指摘する声など、
様々な反応が寄せられていました。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。
「なぜ日本でこんな像が…」縄文時代に作られた土偶のデザインに外国人が騒然
翻訳元
■■(シェアページからも)
■ Oh wow
こういう歴史的な謎の共通点って本当に面白いよね。
+11 イギリス■ 石という共通点や場所の神聖さだけでなく、
火葬後のお骨の家族内での扱い(箸を使う!)など、
現代日本とのつながりも興味深い。
■ これは興味をそそられるなぁ……。
ある時点では交流があったのかも……。
つまり、誰もが他の世界への好奇心を共有し、
実際に探検していたというような事が……。
■ 我々と古代日本との間には、
共通点があったという事なのだろうか?
+422 ストーンヘンジ公式■ 日本の天照大神と豊穣の女神ネルトゥス。
この2柱の神々が関係してるんだろうな。
+4 カナダ■ 両者の間に類似点はあるが繋がりはない、という事なのかな?
とにかくもっと研究が進んで欲しい。かなり興味深い。
+2■ 地球上の同じような緯度と外気温に注目すると、
距離も文化の違いもある2つの国に共通点を見つけられる。
その代表例がイギリスと日本なんだ。
一方は巨大な石棒を作ってそれを垂直に置いて円形にし、
もう一方は太陽と同じ幾何学的な現象に焦点を合わせている。
この2つの国の類似性は偉人によって確立されたものであり、
世界の人々は今、この類似性について深く考えている。
+6 インド■ 人類は皆似てるんだよ。
好奇心、そして知的な問題解決……。
我々は遠い祖先から学ぶべきなのよ……。
+2 アメリカ「日本人の顔が多様なのも納得」 『大和民族のルーツ』が台湾で大反響■ 2つとも太陽や他の星との位置関係を示してるんだろうか?
■ いや、関係なんてあるわけがない。
こういうのはただの偶然だよ。
ノルウェー■ こういう時にこそこの言葉を使いたい。Rockだ!
+14 (※Rockは「最高」という意味合いでも用いられる)
■ こういった謎の共通点は世界中で見られる!!!!!!
+2 アメリカ■ これだけ離れた場所で共通点が見つかるって事は、
エイリアンがやった可能性も考えられるよな。
+2■ 人類は古くから叡智に満ちていた事がよく分かるね!
+2 ポーランド■ (※「日本人は『島国根性』という言葉を使うが、
イギリス人はどうか」という日本の方のコメントに対して)
「日本は島国だから」 世界で日本のみに存在する石の奇跡的な形に驚きの声 ■ それは確かに、イギリス人の精神に共鳴する言葉だ。
イギリス ■ イエス、我々にもそれは言えるだろう。
ただ多くのイギリス人がその考えをさらに一歩進めて、
「ブリタニアこそが7つの海の波を支配している」
なんてふうに考えているとしても、
俺は別段驚きはしないかもしれない🙄
+2 イギリス ■ 波を支配するのはいいが、
現代において俺たちが焦点を当てるべきは、
波を利用した再生エネルギーだ!
+2 イギリス■ バベルの塔が建てられた時、世界の人々はバラバラになった。
そこはそれぞれの言語が世界各地に分かれていった場所。
人類の言語はバベルの塔の崩壊によって混乱したの。
何千マイルも離れた場所に異なる文化があったり、
ピラミッドが世界中に存在するのはそのため。
イギリス■ シンプルに当時は石を動かすのが楽しかったのかもよ。
ワイワイキャーキャーやってるのが想像出来るもん。
+2 アメリカ■ 世界中のストーンサークルはすべて、
現代人に対する1つのメッセージを持っている。
世界中のストーンサークルを作ったのはエイリアンだ! 😆
+4■ 以前とある日本人から、英国人は歴史の面で、
自分たちとよく似てるって言われたのを思い出したよ。
ここまで昔まで遡る事を意味してたとは思えないけどね。
それでも彼が何を勉強していたのか、
今となっては気になるところだ。
+5 イギリス「国民性までそっくりだ」 日本とイギリスはあまりにも似過ぎじゃないだろうか? ■ 実際に現代の日本人は俺たちとかなり似てる。
どこの国民よりも似てると思う。
+3 イギリス ■ いや、英国人と日本人は似てないでしょw
+1 ■ 人類学者はそうは言わないさ。
+3 イギリス ■ そう、いくつかの類似点がある。
というかかなり似てる。
言葉を介さずに察する文化とか。
今の僕らではなくて昔のイギリス人だけど。
僕らが文化を失ってるように見える一方で、
日本人は守り続けてるという認識は、
本当に真実なのかな?
+2 イギリス ■ 英国の「暗黙のルール」は長らく変わってない。
そして日本もますます米国化が進んでるけど、
それでも日本であり続けてる。
+1 イギリス■ 数千年前、何千マイルも離れた日本と、
こんな繋がりがあったなんて面白い!
+2 イギリス■ 地球外生命体が関わっていたとしても全く驚きはない。
+2 アメリカ「日本は何を隠してるんだ」 法隆寺に眠る地球外生命体の像に外国人が衝撃■ 日本人の知識や様々なものに対する理解は、
昔から素晴らしい物があったのよ。
アメリカ■ 石で円を作ってって、こういう「偶然」は、
本当にどういう事から生まれるんだろうか……???
アメリカ■ これは歴史的というより、人類学的に興味深い。
シンガポール■ 古代文明の人々は星の観察者だったからね。
彼らの生活は太陽に依存していて、
夏至や冬至は重要なイベントだったんだ。
だから彼らはそれらを反映したモニュメントを建設した。
このような巨大な建造物はおそらく、
精神的な意味を持っていたんだろうね。
+17 イギリス
日本人と英国人の類似点も語り合われていましたが、
「No」を言わない傾向がある点も似てるでしょうか。
「Yes, but....」と間接的に「No」を示し、
相手側もその意図を「But」の時点で察する。
米英語と比較するとかなりオブラードに包んだ表現をしますしね。
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