1960年、米カリフォルニア州サクラメントで、
映画館の中に併設されたドラッグストアの、
さらにその一角にあったレコード専門エリアから始まった、
大手CDショップチェーンの「タワーレコード」。
80年代、世界2位の音楽市場規模を持つ日本での成功をきっかけに、
世界進出が本格化していき、90年代半ばには絶頂期を迎えました。
しかし2000年代に入ると、
ディスカウントショップなどによる安売り攻勢や、
ネット販売の登場などにより、業績は急速に悪化。
2002年には日本法人を売却し、
2004年と2006年の2度の破産の後、
米国を含む多くの国で、実店舗が廃業となりました。
しかし、日本では現在でもタワーミニを含め68店舗あり、
渋谷店のような大型店も存在しています。
海外のネット上ではそのことが度々話題となっており、
外国人からは驚きと羨望の声が相次いでいます。
関連投稿に寄せられた反応をまとめましたので、ごらんください。
「今やジャズと言えば日本だ」 日本発祥の『ジャズ喫茶』が欧米で一大ブームに
翻訳元
■■■ 日本に行く前はまだ店舗が残ってる事さえ知らなかったけど、
あれは本当に素晴らしい体験だった!
+8 ■ 日本のタワーレコードは最高だよな。
毎回最初に立ち寄る場所だもん。
試聴ブースで音楽を聴いたり、
新しいものを発見したりする楽しさがある……。
大袈裟じゃなく、毎回新しい発見があるんだよ。
+2 ■ 日本人は今だにCDやレコードを買うからこそ成立する。
■ この前行った時に、CDの壁があって驚愕したわ。
■ YES! 俺は毎回日本で衝撃を受けてる。
1店舗だけが残ってるわけじゃなくて、
東京とか大阪とかのあちらこちらに、
4階建てや5階建てのお店が存在してるから。
+3 ■ 20年前に仕事で東京に2ヶ月滞在したとき、
渋谷に信じられないようなCDショップが沢山あって、
帰りの荷物はほぼCDでいっぱいになってたよ。
■ 文字通り、レコードのタワーだな。
+21 ■ 僕は渋谷のタワレコで何千ドルも使った。
00年代初頭のネットですべてを見つけるのが難しかったあの頃、
最新の音楽をチェックするための試聴ブースがたくさんあった。
7階建ての音楽フロア、雑誌などが販売されてる英語のコーナー、
そして地下にはイベントスペースまであるんだ。
■ 好きなアーティストのCDを所有するってことに対して、
特別な想いを抱くのは今や世界でも日本人だけで、
ヨーロッパやアメリカの市場では、
CDを手にすることがいかに素晴らしいことかを忘れてる。
だけどほとんどの先進国でCDが復活する予感もある。
最近のレコードの売れ行きの好調ぶりは、
また音楽ファンが現物の購入に戻る事を示唆してると思う。
+30 「当時によくこんな物を…」 80年代製の日本製品が時代を超えてると話題に ■ 自分はイギリス出身。
CDとかを集めるのが大好きだけど、
CDを買うと笑われたりしちゃうんだよ。
+1 ■ ヨーロッパでもポーランドは、
世界で日本の次にレコードが売れてるよ。
■ 2019年に行ったけど最高の店だった!
渋谷店は東京で一番大きいレコード店ってだけじゃなくて、
今現在世界最大のレコード店だろうな。
+5 ■ 素晴らしいね!
CDショップなんてイギリスじゃ夢の中でしか行けない!
+15 ■ イギリスにも90年代にはあの規模のCDショップがあった。
マドンナがCDを出すと専用の棚が一面に広がって、
あれはものすごい光景だったよ。
■ 日本のタワレコはほとんど天国だと言っていい。
+4 ■ 自分はむしろ、主にタワレコのために日本に行ったくらいだから。
忘れられない巡礼の旅だった。
「完全に異世界の光景だ!」 日本仏教の聖地を収めた写真が幻想的すぎると話題に■ 新宿のタワーレコードは俺にとって文字通りの天国。
そのためだけにでも早くまた日本に踊りたい。
+10 ■ 日本のタワレコの映像を観るたびに、
「おおっ、こんな所に行ったら予算オーバーだ!」
って考えばかりが頭に浮かんで来るんだ。
日本のレコードは値が張ることが多いけど、
その分他では手に入らない曲が入ってることも多い。
+7 ■ 日本のロマンスドラマ「silent」(2022年)にこの店が登場して、
セットなのか本物なのか分からなかったけど、
まさかの本物だった😀
+3 ■ CDやレコードの天国は間違いなく日本だ。
今やタワーレコードが存在するのは、
日本が唯一じゃないかな……。
+2 ■ 一昔前のイギリスのバーミンガムには大きなHMVがあったんだ。
土曜日はよくそこで過ごしてお金を使った。
いい時代だったなぁ。
■ アメリカの東部にタワレコを逆輸出してくれ。
+2 「日本発祥じゃないのか」 米国発の牛乳屋が日本で大企業に進化していると話題に■ あのお店の在庫数はちょっと異常なくらいだよね。
+3 ■ タワーレコードが今でも営業してるのは、
日本に行った時のサプライズの1つだった。
ダブリンにも小さなタワレコがあるけど、
あれが日本以外では世界唯一かな。
+1 +2 ■ 建物がなんか「サイバーパンク2077*」に出てきそうだな。
+2 (*ポーランド発のコンピューターゲーム)
■ ニューヨークがここまで落ちぶれ、
日本のような巨大音楽ショップすらなくなってしまったのは、
本当に残念な事だと思う。
+3 ■ 日本やイギリスの音楽に関して腹立たしいのは、
アメリカでは修正された形でしか手に入らない、
あるいは単にまったく手に入らないものを、
彼らは一貫して手に入れるという特権を得ていることだ。
その不公平さにはうんざりしてしまう。
+2 ■ 今ではそれが普通になっている事を考えると、
米音楽産業や文化がいかに衰退しているのかが分かる。
もちろん、単に経済的な理由もある。
いずれにしてもこの現状は「不公平」ではなく、
純粋なビジネスモデルの違いによるものだよ。
■ もし俺が日本のタワーレコードに行ったら、
シティポップのコーナーに長期滞在すると思う。
+4 「日本は時代の先を行っていた」 80年代のJ-POPが世界的なブームに■ 日本は音楽好きにとって天国のような場所じゃないか……。
+2 ■ 駄目だ、こういう環境がある日本が恋しくなる。
+4 ■ タワーレコードが日本で成功した理由の1つは、
日本ではCDとかがいまだに大きな存在だから。
レコード音楽の売上の70パーセントがCDなんだ。
さらに人気のアイドルグループとかは、
CDに他の方法では手に入らないものを入れてることが多い。
とはいえ外出自粛の動きがあった頃からトレンドが変わって、
デジタルの売り上げが過去最高のペースで伸びてるし、
それがタワーレコードのような企業にとって、
大きな脅威になってるという現実もある。
+13 ■ 日本のCDショップは見て回るだけでもかなり楽しそう!
いつか機会があったら、絶対に行ってみるよ。
+4
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