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パンドラの憂鬱

外国メディアの記事などに寄せられた、海外の方々の反応をお伝えします


海外「日本には真の平等がある」 女性が強い存在として描かれる日本の漫画だけの特徴が話題に

男性向けの作品であっても、日本の漫画やアニメでは、
主役級の存在感を放つ女性キャラクターが数多く登場します。
今回の翻訳元では、特に「女性師匠」にスポットが当てられており、
日本とアメリカのエンタメ作品における違いに関して、
以下のように疑問を呈しています。

「日本の少年系の作品において頻繁に目にするのが、
 女性が男性主人公の師匠になるというパターンだ。
(「BLEACH」、『幽☆遊☆白書』、「鋼の錬金術師」等を参照)。
 そしてこの設定は通常、批判的なアメリカのファンにも好評だ。
 なぜこういったことが日本にはうまく出来るのに、
 米メディアが同じ事をやろうとするとうまくいかないのだろうか? 」


この問いかけに、海外からは共感の声が殺到。
様々な見解が寄せられていましたので、その一部をご紹介します。

「欧米人には衝撃的だった!」 日本アニメの先進的な女性の描き方をNYT紙が特集

screenshot 34




翻訳元



■ これはいい質問だなぁ。
  たしかに何でこういう日本との違いが生まれるんだろうか。 +4 




■ 師匠という尊敬される肩書きだから、
  日本では男性と女性の指導者は同じように扱われる。
  そこに価値観の押し付けはない。 +6  




■ さらに言うと、日本の作品では女性の指導者は通常、
  嫌な性格をしてないという特徴もある。
  たとえネガティブな資質があったとしても、
  それは彼女たちの性格のすべてではなく、
  通常はより深い何かを示すためなんだ。
  そして彼女たちの優れた能力は、
  少年の主人公を踏み台にして成り立ってるわけでもない。 +4 




■ 単純だよ。
  日本の作品では女性の指導者は尊敬の念を持ち、
  弟子から最高のものを引き出そうとし、容姿端麗で、
  自分をよく見せるために少年の主人公をくさしたりしない。
  こっちのメディアが失敗してしまうのは、
  そういうシンプルな物語を理解してないからだよ。 +81 



   ■ おおむね同意。
     だけど「幽遊白書」の玄海は例外で、
     日常的に痛烈な毒舌で幽助を追い込んでる。  +31 



      ■ 彼女の振る舞いは幽助を貶める意図はなくて、
        ああいった毒舌とかを使うことによって、
        言葉のキャッチボールをしてるように見える。 +4 



   ■ 加えて日本の作品に登場する師匠はたいてい、
     たとえ99%のケースで負けたとしても、
     悪役と見事な戦いを繰り広げるね。
     彼/彼女たちは、主人公が悪役を倒すのに、
     十分なほど強く成長するよう導くという目的を果たす。 +2 



■ 欧米の作品だと、強い女性のキャラクターは、
  「女性のボス」という立ち位置にしちゃうよね。 +1 




■ 日本の作家は、師匠の立場にあるキャラクターでも、
  興味深く、欠点があるように描くよね。
  「鋼の錬金術師」のイズミにしてみても、
  彼女には欠点のあるバックストーリーがあって、
  そんな彼女に読者は共感を覚えるんだ。
  アメコミとかではそういう要素はまず見られない。 +2 

「神道的な美なんだよ」 日本の陶器の『不完全さ』を巡り外国人が論争




■ 女性の師匠が少年のキャラを指導するというアイデアを、
  欧米の視聴者はあまり好まない気がする。
  それは女性が男性を成長させて、
  つまりは自分を超えさせることを意味するからで、
  男女平等を強く求める人たちはそれを嫌うんだ。 +4  




■ 日本のショウネン漫画では、
  女性の指導者達は男の子の主人公を成長させて、
  さらに「失敗」がストーリーを進めるために用意される。 +1 




■ 投稿者さんの「BLEACH」の例で言えば、
  師匠の夜一は女性的な面も見せていたけど、
  同時に主人公の一護を肉体的に追い込んで実際に訓練もしてた。
  彼女はいつでもゴールに向かって彼を助けてる。
  こっちの作品だと道徳的な理想を押し付ける必要があるから、
  女性的なキャラは難しいんだよ。 +4  




■ 「男性はこうあるべきである」、
  といった考えは日本よりこっちの方が強いかもしれない。 




■ 欧米の作品だと女性師匠が主人公の少年を圧倒して、
  彼の士気を下げるような感じに描くよね。 +1 




■ 1980年代の「聖闘士星矢」のような古いショウネンでも、
  女性の師匠は存在していた。 +2 

「日本は世界の最先端だった」 70・80年代の日本の黒人音楽に世界から絶賛の声




■ 欧米の作家の作品だって昔は違ったんだけどね……。 +3 




■ 欧米の作品で女性の師匠を作ろうとすると、
  どうしても一面的なメアリー・スー*になっちゃうんだよなぁ。 

 (*主に二次創作で、不自然なくらいに有能で、
   あまりにも理想化されたキャラクター設定を指す。
   「スター・トレック」の二次創作「A Trekkie's Tale」に登場する、
  オリジナルキャラクターの「メアリー・スー大尉」に由来。
  作者が自身の物語に自己陶酔していないかどうかを採点する、
  「メアリー・スー・テスト」もネット上に多く存在する)




■ 「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」では、
  主人公の男性が女性に助けられるところから始まる。
  そしてその女性の強さに追いつくことが、
  主人公の強くなろうとする原動力になっている。 




■ 欧米でも上手くいったケースが実は1つあって、
  「ドクター・ストレンジ」のエンシェント・ワン。
  素晴らしい弟子と師匠の関係を築いてたよ。 +1 




■ 意図とその背後に特定の理由があるからだと思う。
  日本はストーリー展開やキャラクター造形に悪意がない。
  欧米だと師匠という存在を、弟子を育てる立場じゃなくて、
  「女ボス」のようにしてしまう傾向があるから。 +2  




■ そもそも欧米の作家さんたちは、
  強い女性キャラクターを書く方法を知らないんだと思う。
  キャラクターを造成するにはバランスが必要であって、
  本来は強さには弱さが必要なんだよ。
  現代の "作家 "はそれを理解していないように見える。 +7  

「日本は本当に特別な文明だ」 イタリア人作家が日本で目撃した衝撃的な光景が話題に




■ これは完全に文化の違いだ。
  欧米のメディアでは男性が男性を指導するのが普通。 +3 




■ そしてショウネン系の主人公は、最終的に師匠を超えていく。 +2 




■ アメコミとかだと「これが女性の力」的な物語展開になる。
  一方で日本の作品だと本来あるべき絶妙な表現にとどめてる。 




■ マリオの映画のピーチ姫は、
  「女性の師匠」としてカウントされるかな?
  マリオにパワーアップを使った戦い方とかを教えてたけど。 +1 




■ そもそも欧米の作家たちは、
  男女を問わず魅力的なキャラクターを描くのに苦労してる気がする。
  作品で重視してるのはメッセージが第一で、
  キャラクターはその次になってるから。 +2 




■ 日本のアニメだと少年の主人公たちが、
  女性の師匠にひよっこ扱いされたりするけど、
  それでもやっぱり「指導してくれる存在」であって、
  やがては敬意が芽生えていくんだよね。 +9 




■ 日本には真の男女平等のバランスがあるから。
  女性キャラクターは男性キャラクターのようになろうとせず、
  自分の長所を生かして成長しようとする。
  日本はチームワークをベースにした社会だから、
  アニメではアンサンブルキャスト*が一般的だ。 +12 

 (*特定の主役を設けることはせずに、
  役割が同じ複数の主要な俳優で構成するキャスティング)

「日本人を模範にすべきだ」 米高級紙が伝える日本独自の男女平等のあり方に羨望の声




■ なぜならショウネン漫画では、
  最終的に男性が女性より強くなるから。
  今のハリウッドでは決してそれは許されない。 +3  




■ それから日本は、知識豊かな老師を、
  尊敬と心を込めて書く方法を知ってるね。
  アメリカも昔はそうだったんだけど、今の若い世代の作家は、
  自分たちが古い世代よりも多くのことを知ってると思い込んでる。
  それは文章にも反映されてるように感じる。 +3 




■ エネルギーが有り余った少年のキャラたちを、
  正しい方向に導くのは大人の役目。
  だけどその導き手は何も男性である必要はない。
  男女問わず、大人が子どもとどう向き合うかの問題なんだから。
  多くのショウネン系はこの関係性を取り上げてるね。 +5 




■ 日本の作品には「強い女性を出しておけばいいんでしょ?」
  というアリバイ作りのようなキャラ設定はない。
  あの国にはつまり、優れた作家がいるという事なんだろう。 +1 





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[ 2023/12/06 23:00 ] 社会 | TB(0) | CM(0)





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