中世ヨーロッパを下地にした世界を舞台に、
剣士ガッツの旅を描いたダークファンタジー「ベルセルク」。
重厚かつ緻密な物語と作画は世界中で支持され
電子版を含む全世界累計発行部数は、
約6000万部に達しています。
今回の翻訳元では、2004年から現在まで、
「ベルセルク(漫画)」というキーワードの人気が、
最も高かった国々が紹介されているのですが、
1位にキルギス、3位にカザフスタン、
4位にロシア、そして5位にベラルーシと、
旧ソ連諸国が上位を占める結果となっています
(2位には南米チリがランクインしている)。
この興味深いデータに、海外から様々な意見が。
その一部をご紹介しますので、ごらんください。
「親日家になったきっかけだ」 北欧でのみ爆発的な人気を誇る日本アニメが話題に
翻訳元
■ 旧ソ連諸国の人たちにとって、
作品に共感出来る部分が多いからとか?
■ 「人生の苦悩」はロシア/ソビエト文学において、
最も人気のあるテーマの1つだからね。
「ベルセルク」のテーマだって、
まさにそこにあるでしょ?
+2100 ■ ドストエフスキーが頭に浮かんだわ。
+3 ■ 東欧と西欧の歴史映画を比べると、
雰囲気が全く違うもんなぁ。
+9 ■ 「ベルセルク」は、苦悩を抱えながらも、
それでも今を生きる事に重きを置いてる。
「ベルセルク」は時間の経過とともに、
明るくなっていった事に気づいた?
もし逆に徐々に暗くなっていってたら、
読者はこのかなりエッジの効いた作品に、
何も意味を見出せなかったと思う。
+139 ■ まさにポーランドの伝承にありそう。
+5 ■ 前に何かの本で読んだんだけど、
東欧の人たちはどこか運命論的な、
独自の世界観を持ってる傾向があるらしい。
これは「ベルセルク」が僕らに投げかけてる、
「自分の運命を支配できる人間はいるのか」
という疑問とよくマッチしてると思う。
+456 ■ 「ベルセルク」の世界観は、
自身の人生と被る部分が多いんだろうね。
+2 ■ このスレのテーマにちょっと関係するけど、
俺はグリフィス*に国籍があるとすれば、
ポーランド人だろうって想像してた。
+54 (*主人公ガッツの宿敵)
「日本が隣国ならなぁ」 日本でのポーランドの認知度にポーランド人が大感激 ■ たぶんその想像は間違ってない。
自分も前からグリフィスのデザインは、
ポーランドの騎兵科であるフッサール兵が、
原型にあるんじゃないかと思ってたんだ。
+37 
■ ベルセルクはある意味、
東欧の生活を描いたドキュメンタリー。
それで現地で人気なんだと思う。
+380 ■ ブルガリア人として賛同できる。
僕らに"ガッツ"はいなかったが。
そしてそういう運命に僕らは慣れてる。
+8 ■ 「東欧のドキュメンタリー」
という見解は見事だと思う。
+9 ■ 自分たちの生活がまさに、
ガッツの人生そのものって事なのかも。
+11 ■ 自分はカザフスタン人なんだけど、
「ベルセルク」関連のミームは、
ロシア系のネット上にはかなり沢山ある。
基本的に主人公のガッツは、
道徳的にも肉体的にも常に強い、
男性の模範的存在として認識されてる。
+3 「日本人の反応が嬉しい!」 カザフ女性旗手を絶賛する日本人の反応が現地で大反響■ それで、なぜにチリが2位なんだろう。
+184 ■ おそらくここチリで一番有名な漫画。
ジムに行けばその人気ぶりが分かるよ。
「ベルセルク」のタトゥーをしてる人を、
たくさん見ることができるから。
+26 ■ この国はアニメや漫画の消費量が凄いもん。
まぁそれでも驚いてるけど。
+122 ■ そもそも「ベルセルク」というマンガは、
俺たち(東欧)がモデルでしょ?
+2 ■ そう、「ベルセルク」で描かれてることは、
まさに東欧で暮らす俺の人生だ。
+3 ■ 「ベルセルク」のメインテーマが、
「人生は自分の力ではどうにもならない闘い」
であることと関係してるんだと思う。
あの辺りの地域の歴史をざっと見てみると、
共感出来るだろうなぁって思うし。
■ 主人公のガッツの髪型を見て欲しい。
あの地域のクラシックな髪型だ。
+12 「文化盗用じゃないの?」 平安時代の日本の髪型が『姫カット』として世界的ブームに■ Googleで検索する人が多い=人気なの?
−2 ■ 自分たちの人生と似てて、その上で、
「ベルセルク」には少し希望があるから。
+3 ■ あの地域は民間伝承が多い事で有名だし、
「ベルセルク」的なファンタジーの世界は、
心に刺さるものがあるんだろうね。
+2 ■ 旧ソ連の文学や映画から推測するに、
「ベルセルク」の世界と現実の世界が、
似通ってるから共感出来るんだろう。
■ 旧ソ連の国民の1人として、
投稿された全ての理論がとても興味深い。
ただ、悪気がない事は分かってるけど、
旧ソ連諸国をやや戯画的に捉えてる印象だ。
確かにロシア文学の主なテーマに似てるが、
国民全体の心を形成してるわけではない。
つまり実際にこの地に住んでる僕らでさえ、
これらの本は少し暗すぎると思ってるんだ。
+3 ■ 自分はチリ人だけど、
僕らも苦労を甘受する面があるし、
日本オタクな国民でもあるから納得。
+2 「アニメの力は凄いなw」 チリで英雄の銅像を日本のキャラの銅像に変更させる動きが本格化■ この結果にちょっと驚いてる。
日本でよりもはるかに人気だとは……。
+4 ■ 他の人たちが言ってるように、
実際に俺たちはあの世界観に共感出来る。
+22 ■ 自分はロシア出身。
旧ソ連諸国での「ベルセルク」人気は、
理に適っているように思えるね。
人々の在り方が非常に近いから。
そもそもロシアの古典的な作家の作品には、
避けられない運命や人間の感情的な経験など、
比較的暗いテーマがよく描かれてた。
「ベルセルク」特有の深刻さや厳しさも、
共感出来る部分が多いのかもしれない。
そういう作品に対して人は関心を抱くし、
やっぱり人気が出るよね。
+6 ■ どんな理由であったとしても、
この結果はかなり興味深かったよ。
+3
「現実の世界と似てる/似ていたから」
とする声が非常に多く見られましたが、
実際に旧ソ連諸国の方々からは、
その意見を肯定する声が寄せられていました。
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